3行短文(詩) ホラー(もどき)に挑戦
家
あかりの 消えてる 屋敷に 入ると
いるはず の猫の 鳴き声 聞こえず
首筋 這うのは 冷たく 濡れた手
ぬかるみ
うっそう と繁る 林を 抜けたら
広がる ぬかるみ 両足 飲みこむ
体が 沈んで 叫びも 消されて
女
わたしの 名前を 覚えて いますか
うつむく 女が 静かに 近寄る
顔あげ ほほえむ 口裂け 女が
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ホラー、ではないですか?笑えます、もしかして?
だから、もどき、ですって。挑戦、ですって。得手不得手がありますし、、、。(言い訳がましい?)
「なまくび」という単語を使いたかったけど、ひらがなだと、ちょっとまぬけたかわいい感じになるし、漢字で書くと、怖くて読み返せなくなりそうで、やめました。ホラー、私は苦手です。こわいから。
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3行短文(詩): 理昭さん提唱 しめじさん企画