手術の日
当日は主人は義弟の結婚式の為、遠方にでかけていました。
「ぼくは きり子が心配だ。そばにいたい。」という旦那では
残念ながらなかったので(一言でもあったら良いな思ったけど
行動を伴わない心配だけをされつつ・・・しょうがないですが)
妹に来てもらいました。
でも、なぜあの時の自分をみてもらわなかったのだろうか。命の重みと
私の苦しさを一緒に感じて欲しかったんです。
なんで、自分が苦しいことを言って寄り添ってもらわなかったのだろうか。
私は大丈夫。あなたは結婚式に行って・・・なんて何故言ったのだろうか。
あの時は気持ちがひねくれすぎていて、気持ちがどういう方向を向いたら良いのか分からなかったのだと思います。
そして、妹には重い決断をした、疲弊している姉を見せてしまったことで
しんどい思いをさせてしまったのだと思っています。
大層な手術ではありません。半日で帰れます。
手術の前日に子宮口を開ける為の海綿体 ラミナリアを入れます。
入れるときは激痛、その後徐々に子宮口を開いていくのですが
生理痛の痛い感じがずっと続きます。
当日は手術着に着替えて、点滴と心電図を付けたまま
2時間ほど病室にいて、自分の番になる15分前にリラックスする薬を点滴に入れます。そのころにはもう観念しており、あたまがぼーっとしてきます。
手術室には簡易ベットのまま入ります、自分の名前を生年月日 何のための手術かということを言わされ、手術台に移動します。
先生に挨拶をして、静脈麻酔をし気が付いたら病室です。手術はとっくに終わっています。
おなかがじんわり痛く、
「あぁ終わったな」ということだけが心の中でこだまします。
そこから1週間 仕事も休み
妹も3日くらい一緒にいてくれたでしょうか。
夏でとても暑かったのを覚えています。・・・次回に続く