こそきゃり:年間PJT最終章 脱出ゲームをしながら働くことに触れてみよう
こんにちは。中島一貴です。
1年5ヶ月働いたTHECOOを2022年11月に卒業し、2022年12月からタイミーという会社で働き始めています。入社を決めた理由等は来年の春くらいに書こうかと思っています。
タイミーで5社目ですが、会社を変えても続けている事の一つがキャリア教育です。
私自身『採用の在り方を変え、教育をアップデートし、笑顔の総和を増やす』というMissionを掲げており、Mission実現の為にキャリア教育は大事な活動の一つです。
今回は、2022年1月6日にスタートした、KOSO様との共同PJT『こそきゃり』についての活動レポートです。『KOSOMON作り』から始まり、『秘密基地作り』へ続き、今回は『脱出ゲーム』です。
前回のイベント後すぐに立ち上がったPJT。2022年8月17日から話し合いが始まり、イベント開催は2022年12月11日。4か月の準備期間と当日の様子を簡単にまとめましたので、読んで頂けたら嬉しいです!
初回のキャリア教育イベント『KOSOMON』
前回のキャリア教育イベント『秘密基地作り』
PJT始動は2022年8月17日!
前回の秘密基地作りのイベントが終わってすぐのMTG、まずは振り返りからスタートしました。
座学⇒作業⇒座学⇒作業という流れだったのでメリハリはあった。
前向くビーム良かった。 ※これはあゆみに聞いて下さい。笑
職種を知る事と秘密基地作りをリンクさせるのは難しかった。
大工を楽しめるって感覚にはならなかったのかも。
設計士という仕事を知っている子供からしたら物足りなさはあったのかも。
当日のイベントイメージは足りていなかったけど、トータルで見たら成功したイベントだと思う。
キャリア教育との絡め方はもう一回考え直したい。
イベント自体は合格点。ただ、キャリア教育との繋がりや当日のサポート体制には課題が残るというのが運営側の振り返り内容でした。元々、キャリア教育と遊びを繋げる事に関してや、「学校外でキャリア教育をやる」という点に難しさは感じていたので、前回のイベントは元々想定されたいた課題が浮き彫りになったイベントでした。
振り返りが終わり、次の話し合いのテーマへ次回イベントへ。
次回イベントが決定!
次回の開催時期は12月と決まり、イベント内容に関するディスカッションがスタート。
アウトドアもいいけど安全面を考えると微妙かな
プロの接客を実践するイベントや食育を絡めたイベントとか
自分の親がどんな仕事をしているのかを知ってもらうイベントは?
保護者にアプローチするイベントとかはどうかな?
謎解きとかはあり?
クリスマスとかはリンクさせる?
とりあえずブレスト。イベント後に「お父さん、お母さん、仕事って楽しそうだね!!」と言ってもらえるような内容であれば、思った事や考えた事をとにかく発言してもらいました。
上記の様な意見が出る中、「大人がいろんな職種の人になって、ヒントを出したり、ミッションを出したりする。ヒアリングの要素も遊びにする。コスプレしても面白いかも!」という意見や「職種をたくさん理解して、自分がやりたいものを見つける。いろんな職種に触れる経験ができるといい。これ好きだな、が見つかるといい。だから、体験型の方がいいのでは?」といった意見もあり、次回イベントは『脱出ゲーム』に決定!
『脱出ゲーム × キャリア教育』といったテーマで内容を詰めていく事に。
イベント当日までの流れ
イベント内容が脱出ゲームに決まったので、イベント当日の内容決める為に、MTGまでに各自でアイディアを考えていたきました。事前に出たアイディアを一部公開です。
上記の様に様々なアイディアが出る中、テーマと構成が決定!
<テーマ>
働くって自由
<構成>
事前のインプット(イベント前のプチ勉強会)
職種を知るゲーム(2階)
仕事のスタンスを知るゲーム(3階)
「事前インプット」「職種を知る」「仕事のスタンスを知る」という3つの構成に対して2~3人でチームを組み、担当を持つことに。全体MTGで進めるのではなく、担当ごとに計画&準備を進める。必要があれば準備を他メンバーに依頼するという流れで進める事になりました。
第二回のイベントでの失敗を反省し、イベント前の最終MTGではタイムスケジュールを細かく確認し、当日の流れを意識しながら全体確認を実施しました。
2022/12/11 イベント当日
10時からのイベントに対し、前回は15分前集合だったのですが、今回は1時間前集合。1つのイベントに対しての企画が多い事もありますが、しっかりとした準備を行う為に早めの集合。どんな動きをするか、頭の中での想定に加えて、リハーサルをすることが出来たのは良かったです。
今回、1つのイベントの中に7つの企画を盛り込みました。全ての企画を当日の様子と一緒に紹介します。
キャリアdeカルタ
ツムツムパズル
K-1グランプリ
PIZZA-DA
KOSOジェット
やりがい共通点ゲーム
やる気スイッチを見つけるゲーム
以上、7つのゲームをクリアしながら閉じ込められた部屋から脱出をしつつ、職種や仕事のスタンスを学ぶイベントを行いました。10時から始まり、13時にはイベントが終了する(アンケートへの記入も含める)イベントでしたが、無事終える事ができました。
イベント後のアンケートを見ると、参加メンバーのほとんどが「とても楽しかった」という回答をしてくれました。また、「いろいろなかんがえや、おしごとをしてたのしかった」「PIZZAやさんのおしごとも元気のない人をたすけることができたから、PIZZA-DAとやる気スイッチは楽しかった」と書いてくれた子や「ひとのきもちを考えられるからやる気スイッチは楽しかった」もいたので、当初の目的であった「職種や仕事のスタンスを学ぶ」ということも脱出ゲームを通して伝えられたのではないかと思っています。
ただ、上記の様なコメントを書いてくれた子供は2人だけで、ほとんどの子供達は「なぞがいっぱいあってたのしかった」「ピザを作ったり、ちゅうもんを聞くのが楽しかった」「カルタでいっぱいとれてうれしかった」といったコメントだったので、まだまだ改善の余地はあるかなと思っています。
最後に
2022年1月6日から始まったこそきゃりの年間PJTは一旦こちらで終了です。自分の仕事をしながら、平日の夜や土日を使ってイベント開催に向けて動いてきたメンバーの皆様、KOSO様、本当にお疲れ様でした!
今後どうするかは未定ですが、継続するのであれば今回のイベントで新たに生まれた課題を活かしつつ、より良いイベントを作っていきたいですね。次回以降は私ももっと企画に入り込みたいと思っています(必要であればですが)。
楽しく人生を生きる人が溢れている世界を実現するために、教育と採用を同時並行的にアップデートする必要があると思っており、その為の手段としてのキャリア教育は、有効的だと考えています。ただ、まだまだ担う人が少なく、今回のこそきゃりの様なイベントを出来るメンバーをもっともっと増やしていきたいと思っています。
子供は国の宝です。
彼/彼女らが将来、自分で考えて行動し、自分の人生を楽しく生きれるように、我々大人が日々働いていく中で学んだことを、子供に還元する人が一人でも増えるように、今後もキャリア教育の活動を続けたいと思います。
最後に、今回のPJTに参加したメンバーとKOSO様を紹介して終わりたいと思います。
KOSO様
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キャリア教育のPJTを一緒に立ち上げたいけど、どうやったらいいか分からない方、お気軽にご連絡くださいませ。一緒に考えましょー!
中島一貴