自由進度学習と英語授業❶
公立中学校で英語を教えています。
今回は、自由進度学習を取り入れた英語授業の流れを紹介させてください😌
授業の型・流れ
僕は、授業50分間をざっくり3つに分けています。
① 単語学習
② 一斉授業
③ 自由進度学習
1. 単語学習(10分)
授業の初めは「単語」です。単語の発音、英語から日本語そしてその逆への変換、筆記練習をします。ICTとペアワークをふんだんに使って行います。
単語学習を授業の初めに位置付けている人は多いんじゃないかなと思いますが、その内容や教師のこだわりは異なると思います。僕のこだわりは以下の4点です。
① 1ページ毎ではなく、ユニット単位毎に単語学習を進める。
(「7単語をこまめに」ではなく「50単語くらいをどかっと一気に」)
② 全員一律の単語学習ではない。
③ 4段階別に単語学習に取り組ませている。
④ 4段階全てにおいて、生徒一人ひとりを個別チェック&指導している。
(しているというか、5〜10分以内にできるようにする。)
2.一斉授業(15〜20分)
単語学習の後は「一斉授業」です。ここでの「一斉」とは、生徒全員が教師主導で同じことをするという意味です。
この時間には次のどちらかを扱います。
① 本文(内容聴解・読解、解説、音読、表現……)
② 文法(導入、理解、練習、問題演習、作文や会話などの自己表現……)
3. 自由進度型学習(残り時間)
最後は自由進度学習です。この時間に何をするかは生徒それぞれ違います。例えば、本文の音読をしている生徒がいれば、その横では単語学習をする生徒も。さらにその後ろの生徒たちは一緒に会話練習をしているかもしれません。
自由進度学習は名前の通り、生徒一人ひとりが、
① 今自分がすべきこと(課題・タスク)は何かを把握し、
② 各自工夫してその達成に向け粘り強く努力を重ねる
学習のことです。
教師はというと、
① 教室をぐるぐる歩き回って個別指導するか、
② 一人ひとりの課題のチェック&指導をしています。
(かなり忙しいですが、嬉しい悲鳴です?)
終わりに
以上、自由進度学習を取り入れた僕の英語授業の流れをざっくり書きました。
次回から実際に使った資料とともに、具体的に何をしているのかを紹介していこうと思います。では、また😌
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