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【非公式レポート】衝撃メインは大谷・石田がDEPタッグ防衛、セミで世界の入江「俺が来たぞー!」=2025.1.18(武骨:大阪・沖縄会館)


2025年1月18日(日)大阪・沖縄会館にて、プロレスリング武骨の興行が行なわれた。
メインイベントは[DEP無差別級タッグ選手権試合]にて王者組の大谷譲二・石田慎也にマリ卍とマドレーヌが挑戦という異色カード。セミファイナルには久しぶりに“世界の入江”こと入江茂弘が参戦し会場を盛り上げた。

【メインイベント】DEP無差別級タッグ選手権試合

仕切り直しの一戦となったタイトルマッチ

●マドレーヌ&マリ卍(13:50クシィードライブ)大谷譲二&石田慎也○

同カードは昨年11月に予定されていたが、マリの負傷によりマドレーヌのパートナーがヤス久保田に変更され行なわれている。

今回は万全のマリ卍がリングに戻り、仕切り直しの一戦となった。

ゴング前から勢いよく攻めこむマリマド組。

思いっきりエルボーを放つマリ卍
先制攻撃をしかけるマドレーヌ

しかし大谷はすぐさま切り返し反撃。マドレーヌが捕まり、どうにか流れるも今度はマリが捕まる。

大谷のチョップが炸裂
容赦なくキックを放つ石田
ミサイルキックがマリ卍を襲う
大谷のニーが後頭部に直撃

大谷を投げつけたマリがマドレーヌにチェンジ。マドレーヌが大谷へティヘラから場外プランチャ、リングに戻りフェイマサーから腕十字の丸め込みを狙うが大谷は回避。

腕十字から肩を攻めるも動揺するマドレーヌ

再度マドレーヌの仕掛けた腕十字で大谷の肩に異変。様子のおかしい大谷に明らかに動揺しだすマドレーヌ。

大谷・石田組は阿吽の呼吸で試合を掌握

パートナーの異変を察した石田はすぐさまコーナーからのネックブリーカーをマドレーヌに決め、そのまま大谷とチェンジ。クシィードライブを2発叩き込みマドレーヌを沈めきった。

勝利者賞は王者組へ

駆け寄るマリ卍、泣きつくマドレーヌ。
リング上では王者組に勝利者賞が渡された。なんともチームワークとお互いへの信頼が光る勝利であった。

試合後、セミファイナルに参戦した伊禮・小山組が現れマイクを奪う。
「女相手に防衛戦しているあぐらをかいたチャンピオン」と挑戦する小山は、伊禮・小山組の王座挑戦を求める。

小山は挑発的にタイトルマッチ挑戦を要求

石田はこの挑戦を受け入れたが、代わりに伊禮の持つレッスルブレインカップ王座(※6人タッグベルト:パートナーは影山道雄、シャチ)への挑戦を要求。
大谷、石田にマドレーヌを加えた3人でレッスルブレインカップ選手権挑戦が2月1日に決定した。

3人でのタイトル挑戦が決定

伊禮・小山組のDEPタッグ王座戦挑戦は決まったものの、最後にマイクを握った大谷は釈然としない表情。

「いつもいつも、(石田)慎也がいない時までオータニジョージオータニジョージと挑発しやがって」
「(今日の結果が)ドローのくせに挑戦させろだ?」
「受け身もまともに取れていないじゃないか、練習しろ!」

マイクで不満を爆発させる大谷。果たして伊禮・小山組はここからどう動くのか。DEPタッグ王座戦の行方やいかに?

【セミファイナル】20分一本勝負

影山と入江がタッグ王座を目指す伊禮・小山組に立ちはだかった

影山道雄&入江茂弘(時間切れ引き分け)伊禮タケシ&小山寛大

今回が3度目のタッグとなる伊禮と小山。DEPタッグ王座挑戦を目指す2人、過去2戦敗退しているだけに今回は結果を残したいところ。

迎え撃つのは武骨レギュラーの影山と、久しぶりの参戦となる入江の大型タッグ。

世界の入江「俺が来たぞ!」
影山が足を攻めこむ
激しいエルボーを打ち込む小山
伊禮が影山を投げつける
影山がタックルでなぎ倒す
小山が入江を投げる
入江のパワーが爆発

影山の蹴りが光り、“世界の入江”が会場を掌握していく。伊禮・小山は果敢な反撃で立ち向かい、熱戦の末時間切れドローとなった。

【第3試合】6人タッグマッチ

個性あふれる面々がそろった6人タッグマッチ

シャチ&○橋本友彦&木下亨平(14:01ワキ固め)武骨太郎●&イデア&伊東優作

個性あふれるメンバーが集結した豪華な6人タッグマッチ。

可愛いイデア
締め上げる木下
伊東が攻め込む
飛びつくイデア
武骨太郎が木下にタックル
軽やかなイデア
木下の蹴りがヒット
木下と伊東の熱いマッチアップ
伊東の表情からも威力が伝わる
シャチの手にあるものは一体…!?
投げつける武骨太郎

シャチに(精神的にも)攻撃を受けた伊東、何故かリングで正座をするはめに・・・。

一体何が起きたのか…

観戦した方しかしらない世界がここに。最後はシャチが太郎をワキ固めで絞り上げギブアップを奪った。

【第2試合】シングルマッチ

因縁なのか!?2度目の対戦

●佐々木幹矢(10:40 ヴィーナスフライトラップ)CHANGO○

昨年12月カードで組まれた同カードでは、佐々木がCHANGOを丸め込み勝利している。が、これにCHANGOはレフリーのバイソンが佐々木と競合したのではないかと不満爆発。今回、因縁(?)の再戦となった。レフェリーはもちろん前回同様バイソンが務める。

入場から独特の佐々木
CHANGOワールドが始まる

テクニカルかつ魅惑的な2人のワールドに包まれ始めた沖縄会館。会場には笑顔と拍手が溢れる。

締め上げる佐々木
独特のパンチを放つ佐々木
締め上げるCHANGO
2人の世界に会場は釘づけに
レフェリーバイソンにも危機が?
CHANGOの股間が!
バイソンの股間が!
CHANGOとバイソンの股間が!!
押さえ込んだCHANGO
勝利したCHANGO

お互い股間にダメージを負う中、レフェリーバイソンのムスコも大変な事態に。最終的にCHANGOが佐々木から勝利。
果たして因縁は清算できたのだろうか・・・!?

【第1試合】タッグマッチ

大阪に拠点を移したTiiDAが参戦

  ●鎌倉慎司&レッカ(10:31 スワントーンボム)安藤雅生&TiiiDA○

沖縄から大阪に拠点を移動したTiiDAが参戦。その大阪一戦目が武骨のリングへの登場となった。

締め上げるTiiDA
締め上げるレッカ
安藤と鎌倉の激しいぶつかり
エルボーを放つ鎌倉
安藤が投げつける
安藤の蹴り放たれる
鎌倉が投げつける
空を舞うTiida
表情豊かなレッカ

安藤の重い蹴りや、レッカのミサイルキック、鎌倉の投げ技も炸裂した大盛り上がりの第1試合。身軽なTiiDAがスワントーンボムを決め、本日最初の勝利を掴んだ。

【エキシビジョンマッチ5分】

アイナvsマリ卍

練習生のアイナがマリ卍と5分間のエキシビジョンに挑む。
先輩のマリに対してひるむことなく、精一杯攻めていくアイナ。タックル、エルボーと果敢に攻めこむ。

マリの腕を攻めるアイナ
大柄なマリ卍を倒すのは難しい!
エルボーを放つアイナ
ドロップキックを放つアイナ
アイナがマリの逆エビから逃げる
プランチャで反撃するアイナ

現在、所存団体の柳ケ瀬プロレスで自身も練習生の育成を務めるマリは、その思いを受け止めるかのように胸を貸す。アイナは絞り技から必死に逃れ、コーナーからのプランチャまでマリに繰り出した。

あっという間の5分が終了
最後は笑顔で握手

手に汗を握るあっという間の5分間。会場からも選手からも大きな拍手が送られ、今後の成長により期待がもたれるエキシビジョンとなった。

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