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「WEEDシリーズ」オススメの読む順番【木原音瀬】
この記事では、木原音瀬先生によるBL小説「WEEDシリーズ」全3巻のオススメの読む順番を紹介しています。
「WEEDシリーズ」は、1999年9月にビーボーイノベルズから刊行され、2007年にシリーズすべてが新装版として新たに発売されました。
シリーズを通して3組のカップルが描かれていて、すべて医者が主人公になっています。
イラストは金ひかる先生。
1.『WEED』 2007年刊行
まずは1巻の『WEED』。
収録されているのは、「WEED」「EVER」「Passed by~scene 1」です。
元天才陸上選手×性格の悪い外科医の、最悪な出会いから始まった恋が見どころ。
受けの若宮を始め、倫理観がおかしい人物が多数登場しますが、最終的にはハッピーエンドです。
全体的に重めのシリーズの中ではまだ甘い方です。
紙版は絶版になっていますが、電子化されています。
2.『FLOWER』 2007年刊行
2巻の『FLOWER』は若宮の同僚である谷脇が主人公で、1巻以上に鬼畜なストーリーです。
収録作品は「FLOWER」「WEED~one day~」「Green Green」「SWEET」「Passed by~scene 2」の5編。
クズの外科医×気弱な医大生で、愛は少なめ。
ラストも決してハッピーエンドとは言えませんが、その分心に残る物語です。
紙版は絶版になっていますが、電子化されています。
3.『POLLINATION』 2007年刊行
3巻『POLLINATION』は、時系列でいうと2巻の後の話になります。
収録作品は「POLLINATION」「NEED」「Passed by~scene3」の3編。
攻めは引き続きクズな外科医の谷脇で、新たに受けとして登場するのが自閉症の少年・佑哉です。
相変わらず鬼畜っぷりは健在の谷脇ですが、今までのやり方が通用しない佑哉に出会って少しずつ変わっていきます。
佑哉は佑哉で、谷脇と出会ったことでいろんな世界を知っていきます。
全体的には感動の物語なんですが、かなりの年の差カップルな上に未成年に手を出すところから始まるので、人によっては地雷かもしれません。
紙版は絶版になっていますが、電子化されています。
まとめ
『WEED』シリーズのオススメの読む順番は、『WEED』→『FLOWER』→『POLLINATION』です。
どれも強く心に残る衝撃的な愛の物語です。