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ヘルシーにでも美味しく。チーズを使わないチーズケーキ風ケーキ(レシピ)
チーズケーキのカロリーや油分を避けて、それでもチーズケーキ風のケーキを食べたいときにおすすめのケーキ。
写真ではわかりにくいですが、噛むと少しもちっとしています。米粉の吸水性でヨーグルトの水分を吸ってしっとり、もちっと焼きあがります。
この食感がベークドチーズケーキの感じに似ているのでまったく知らないで食べるとチーズが入ってる、と思うかもしれません。
バナナ150g、大1本をまるごと潰して
夏はいつも完熟バナナを持て余していますので、ここにも入れてみました。バナナチーズケーキも悪くないな、と思いました。
完熟なので簡単にピュレになります。バナナの繊維も見えないくらいの完全なバナナの液体になります。
このピュレを取っておいて真冬にバナナのお菓子を作る時に使いたいです。
なんか、できそうですね。商品としても存在しているようですし。
出来上がりにはそれほどバナナしていません。上品に香る程度。このバナナがしっとり感を出してくれています。
土台はざっくりさせたい
生地がしっとりやわらかなので、土台はざっくりさせたいです。ざっくりなら小麦粉。
今回はイチからつくるのではなくて、グラハムクッキーを使ってみました。
全粒粉でイチから作る場合はこちらをご参照ください。
それなりに手をかけると土台もおいしいものです。
クッキーはできるだけ素材がナチュラルなものを求めました。そして適度にパサつき感があるものが理想的。製菓材料店でみつけたイタリア産のもの。
マクビティのダイジェスティブ・ビスケット風ですが、もう少し軽いかな。
これをビニール袋にいれて麺棒でたたいて砕きます。のちほど油分を加えるので神経質に細かくする必要はありません。だいたい粉末になってきたな、という程度でOKです。
そこへビスケットの半量の油を加えてなじませます。ココナッツオイルは植物性の飽和脂肪なので冷やすと固まるのでざっくり感が欲しい場合は好都合。真夏の今は液体状態なので使い易いです。
ココナッツオイルは生地にも使います。
植物由来の油でありながら飽和脂肪酸で、酸化しにくく安定しています。
バターのようにもたれる感じがなく(個人の体感)気に入っています。
無香タイプなら香りも気になりません。
さて生地ができたら型に押し付けて指で四隅もしっかりと押さえます。まあ、それほどぎゅうぎゅうやらなくてOKです。
ヨーグルトは水切り不要でそのまま混ぜる
前の晩から水切り、は不要で、ヨーグルトを計ってそこへ完熟バナナを投入し、泡立て器でつぶしながら混ぜながら。ヨーグルトの水分がそのまま玄米粉に吸収されるので水切りは必要ありません。手軽です。
ここへ砂糖、油、アーモンド粉、玄米粉を次々入れていきます。相当シャバシャバです。
30分の吸水タイムをとって、最後にベーキングパウダーを混ぜて型に流します。
白いつぶつぶは玄米粉です。自家製粉しているので粒子は大き目ですが、焼いてしまえば気になりません。若干ぷちぷち感はあるかな。
この真夏、焼き時間が30分以上なのはちょっと辛い、という場合はもう少し涼しくなってから焼きましょう。
焼き立てから少しおいて
できれば理想は冷蔵庫でしっかりと冷やします。
型と生地の接点を小さいへらなどで押しながら一周します。
底からそっと型を持ち上げてはずします。もし土台が少々くずれても大丈夫。くずれた生地を集めてトッピングにすれば美味しく食べられます。
こんな風にスティック状にカット。(写真のピンが甘いですね)
ここで大きくカットしてしまうと、普通に平らげてしまいますから小さくカットがコツ。
これ2本もいただくと結構満足します。
玄米粉が満足感をもたらしてくれるから。これはいいです。
1本でもいいかもしれません。
ちなみに1本あたりのカロリーは75kcal、糖質は11gです。
(このケーキ1台でだいたい1,100kcal、糖質が165gです)
<材料> 底辺9×23.5×高3㎝ タルト型
玄米粉 60g
バナナ 150g
てんさい糖 30g
アーモンド粉 30g
豆乳ヨーグルト 150g
ココナッツ油 10g
ベーキングパウダー 3g
焼き時間
180℃ 25分
170℃に落として10分
(電気オーブンレンジにて)