いる具体化といらない具体化
さっき聞いたお話。
ブルーをたくさん知ってる人は、これ何色って聞かれると答えるのに時間がかかるんですって。大変ですね。全部青なのに。笑
さて、一番ひだりのクレヨンは何色?
全部青やろっ!て気持ちはぐっとこらえてすすんでいきます。
答えはロイヤルブルーです。イギリス皇室で使われるオフィシャルな青。
私生活では、青でもロイヤルブルーでもこまらなさそうです。
仕事ではどうでしょう。
いらない具体化
「そこにある青いクレヨンをとってもらえます?」と頼まれたら、
「わかりました、はい!」
これで十分ですね。
「それって、ロイヤルブルー?セルリアンブルー?インディゴ?ターコイズ?サックス?」
こんな場面でこう聞かれたら、めちゃくちゃめんどくさい。これが、いらん具体化です。青に違いがないから。
いる具体化
「青いクレヨンを注文したいです!」
✖「わかりました」
〇「それって、ロイヤルブルー?セルリアンブルー?インディゴ?ターコイズ?サックス?」
めちゃくちゃ丁寧だと思われますね、ここまで聞いたら。
いやめんどくさいと思われることもありそう。ですが、ここは引き下がるとあとあと大変なことに。
「こっちは青っていったのに、それは水色だよ。」
「こっちは青っていったのに、それは紺色だよ。」
「こっちは青っていったのに、それは藍色だよ。」
青に違いがあるから。
具体的にする作業は、あいての希望を叶えたいからやるわけです。自分の思いこんだ青を勝手にわたしてる時、それを仕事とは呼ばない。趣味みたいなもんですね。
まとめ
“絶対にコレ!が明確な時”は、確かめなくていい
“空想・想像の時”は絶対にコレ!を確かめる
具体的にして相手に選択してもらうのが専門家
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