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ペットシーツプレゼン

おさない子供がおむつとパンツの間を行き来するような時期、親にストレスがかからないわけがない。

だってアレよ、失敗するか、しないかを常に計算して行動しなければならないし、失敗したならば片付けがめちゃくちゃ面倒なのだ。

風呂でならまだ良い。シャーっと流して風呂掃除して終わり。

我が子でいうと、トイレでパンツをおろした瞬間に失敗がいちばん多い。ほっとしてしまうのだろう。

かくいう私も、生家の長い廊下を母を引き連れて全力疾走し、扉を開けて、ボットントイレを見ながら廊下で母にパンツを下ろしてもらった瞬間にカーペットにジャーッとしてしまい、母(鬼怖かった)に叱られる!と思って身をすくめた記憶がおぼろげにある。

ちなみにそのとき、意外だったのは、母ががっかりした顔で「いや、これは私が悪いわ……」とつぶやいたことだった。たぶん、仕事も家事もあったので(自営業)、子供のトイレ行きたいサインを待たせてなにか用事を優先してしまったのだろう。

そういう経験もあり、子供たちの失敗は温かく……見守れたらいいんですけども……

話は戻ってタイトルの話であるが、ツイッターで得た、役に立ったり、立たなかったり、がせだったりしたあまたの知識の中で、これはすすめておきたい。と思うのがペットシーツである。

生活についてのめんどくささのひとつを飛躍的に解消してくれたのがペットシーツであった。

雑巾用タオルにすぐ手が届くよう、家のそこここにある(ていねいな暮らし系の記事を読むと推奨されているような気がする)とか、ペーパータオルやティッシュを大量に使っても特に罪悪感がない、という人にはあてはまらないかもしれないのだが、私がめんどくささを感じる家事に「こぼした液体をふきとった、濡れ雑巾をしぼる」罪悪感を感じることに「ティッシュやキッチンペーパーを大量に消費する」というものがある。

何かをこぼしたりされたとき、何度も雑巾をゆすいで水分を吸わすとか。ないない。

古いタオルももちろんおいてはある(水分をペットシーツになんとかしてもらったあとの掃除用)。

が、やはりペットシーツ様様なのだ。

対応したくない水分系の3大事故、

3位 おもらし、2位 子供の体調不良時の吐き戻し下痢のモレ 1位 同、下痢のモレ

のときに大活躍してくれるし。

タオルを使い捨てにすればいいのだが(実際そうしている)、水分が多いと捨てる時に重くなって大変なんす。

ツイッターで得た知識は、上記1,2位の病原菌を含む汚物を処理するとき、まずペットシーツをかぶせて(上に吸水面)、沸かしたお湯を含ませ、ごみ袋で覆って熱殺菌してから処理せよというもの。確かにこれをやると、まず精神的な負担が減る。さらに、だいたいは初動の対応をしている間に追いゲロが来るのがセオリーだが、この「熱湯で殺菌している時間」の間にとりあえず子供をふろ場に連れていき、着替えてあらいざらい流し、ふいて、着替えさせ、ごみ箱を持たせて追いゲロはここにせよと言える。そのあと、ビニール手袋してマスクして床の処理をできるという。
また、同じく体調不良時の寝ゲロ対策にも使えるし、夜尿の対策にも。

ちなみにその時のため、ごみ箱用におむつの外装袋も貯めています。分厚くて防水でよいです。これもツイッターで教えてもらった。

なお、車のごみ箱にもおむつの外装袋をかけていて、ふだんはその上からスーパーの袋的なものをかけてそいつを交換している。食べるのが遅くて溶けかけて、どうしようもなくなったアイスなど、水っぽいゴミも不安なく捨てられるので。
また、高速で最悪閉じ込めにあったらここでトイレさせるしかないか……という気概で渋滞に挑んでいる(最近はそんな外出はできないが)。
あと分厚いので、割れ物捨てる時にも心強い。これでくるんで、ごみ袋にいれて「割れ物」と書いて捨てる。

話がそれたが、ペットシーツはトイレトレーニングの時期、冒頭のような場面でも、トイレのそばにおいておくことで、ペットシーツでとっさに受け止めることにより、大きな被害を防げた。

そもそも我が家はおむつ替えの敷物にペットシーツを使っていて、パンツタイプで立ったままおむつを外して、大が床に落下みたいな事故があったときは、無表情で丸めて捨てている。消毒とか掃除に無縁でいられると、ここまで仏になれるのかと思う。

もっというと、横漏れのひどかった新生児のときにペットシーツを使っていればよかったなとか、外出時のおむつ替えシートが不衛生かもなというときに、手持ちの布だと汚れた場合THE ENDだが、何枚かペットシーツを持参していれば最悪それでも替えが効くし、さらには臨月のとき、産院のマニュアルには「破水用にバスタオルを持ち歩け」とか書いてたけど、今思えばペットシーツでええやんけ的な気持ち。ペットシーツの底は防水のビニールがあるので車の座席なども漏れないし、余計な気を遣わずに済む。

あとは汁物や飲み物をこぼされたりしたときに、ペットシーツをばっとかぶせて吸水させると、雑巾なら数枚分の被害もだいたい1枚か2枚で済む。カーペットに水をこぼしたりした場合は、ペットシーツを敷いて、子供に上を踏んで吸水を手伝ってもらう。
結構水を吸うし、捨てるだけなので、雑巾をしぼって洗って干してみたいな手間とか、キッチンペーパーで捨てる紙を山と作る虚しさとかと無縁でいられる。
資源的にどう、とかではなく、汚れた床に座り込んでただただ虚無を生み出す虚しさが襲ってくるときってあるじゃないすか。そういときにペットシーツ。

上記のようなめんどくさい局面におすすめです。