長ねぎサービスしてもらった
週に1度か2度のスーパーへの買い出し。
自宅にいることが多くなった今日この頃、割と楽しみな外出だ。
お目当てのスーパーまでに、マンションの一階のフロアを使用した小さな八百屋さんがある。
夕方や土日は空いてないと認識しており、今日は土曜だったので半ば諦めていた。でも試しに店の前を通ってみると開いていた。
3時頃だったからだろうか。今度は定休日を聞いてみようかな。
いつもはフルーツはあまり買わないのだが、大きくておいしそうなオレンジが2個で250円だったので迷わず手に取った。
ピーマンも綺麗な緑色をしてこちらを見ていたので追加。
さらにはレジ前で梅干しがおいしそうにきらめいていたので、こちらも頂くことに。
レジでお会計を済まし、店のおばちゃんが袋にまとめてくれてさあ帰ろう!と思っていたら、
奥からネギを「サービスです」と追加で入れてくれた。
地域に根付くお店ならではの出来事だなと心が温かくなった。
コロナの影響でオンライン化が急速に進む中、店舗の価値が薄れていくのもそう遅くない。
となると、こうした地域ならではの出来事や、心に触れるようなヒトとヒトとの繋がりも希薄化していくのだろうか。
家から出ないことが当たり前になるとしたら、家の価値は上がり、実店舗の価値はどうなるのだろう?
今あるお店はいつしか閉店し、マンションなど集合住宅になるのだろうか。
全ては私の想像に過ぎないが、オフラインが貴重な世界になるのは便利である一方、人間がロボットのようになるのでないかと心配だ。
こうした地域ならではの繋がりは大切に残したい文化だ。