優しいってなんだ?
よくある会話
「好きなタイプは?」
聞かれて大体の無難な答えがコレ
「優しい人がいいかな〜」
たしかに無難。うん、実に無難。
そしてありがたいことに性格が悪いとも思われない。
でもさ、ねえ、気付いてる?
優しさにも種類があることを。
ここでわたしの昔の記憶を引っ張りだして
優しさについて考えていこうと思う。
人当たりがよく誰からも好かれてるようなかつての恋人。
だがしかしこれがとんでもない酒癖の悪さと手の早い浮気性だったわけで。
当然恋人のわたしには優しいのよね、うんうん。
連絡はマメ
ドアを先に開けてくれる
車道側を歩くこと
記念日など大切な日を忘れない、etc…
優しくて紳士なところを好きになったはずが、後々この優しさが仇になり苦しめられることになるんだからこりゃ参った。
人は好きになった理由が別れの理由になる。
これ結構本質。
優しいってのはたしかに無難。
でもあるワードが隠れてる。
「優しい人」ではなく、
「(わたしだけに)優しい人」が正解なのよね。
この()内の(わたしだけに)ってのがとてつもなく重要なわけで。
この意味がわかる人間とわからない人間に必ず分かれる。
かつての恋人はいわゆる八方美人だった。
誰からも優しい男だと思われたい、モテたい、などなど…
でもさ、それって自分に優しいだけよね?
目の前に大切な相手が居るのにも関わらず、
自分の立場やどう見られてるかしか気にしていないの。
取捨選択ができてない。
YES,NOがハッキリしてない。
大体こういうやつは経験上人のせいにしがち。
あと些細な約束も守らないね。
まあそんなこんなで付き合った当初から数えるとトータル7キロくらい激やせしたんだけど、それすらも気づいてない感じだった。
いや…気付いていても自分の責任だとは思いたくなかった。
これが正解かしら。
もはやそんなことすら考えてなかった可能性もあるよね。
だ!が!し!か!し!
結局浮気されても付き合い続けていたわたしも
自分の傷ついた心を見ないフリして、
その人しか見えていなかったってことなの。
「恋は盲目♥️」
この言葉に尽きる…。
ことわざってすごい…しゅごいね…。(黙りな?)
わたしは自分に優しくなかった。
その人しか居ないと思い込み、
その人から離れた自分が想像出来なかった。
その人と離れるくらいなら一緒に居て傷つけ、
傷つけられた方がマシだと思っていた。
この優しくなかったってのはまた前述した優しさとは別のベクトルの話になってくるんだけど、自分の心を無視したわたしが人から本当の意味で大切にされるわけが無かったんだ。
出会う人
周りにいる人
カップル
全部自分の写し鏡。
だから「類は友を呼ぶ」の。「引寄せ」なの。
わたしたち人間の身体ってね、細かく見ていくと分子で出来ていてその分子は素粒子で構成されているんだけども。
そのなかには波動で出来ている物質があるのだそう。
「感情や意識には周波数がある」
ポジティブな感情は周波数が高い
ネガティブな感情は周波数が低い
負の感情は量子力学のミクロな世界に影響を与えてしまうから
結果自分の波動が低くなる。
量子力学気になる人は是非調べてみてほしい。
この彼と付き合っていたとき、
一度目の浮気の傷が相当な衝撃だった。
生きてきて体験したことのない心の痛みが身体を貫いた。
そこから不安に苛まれ、相手を責め、縛り、
まだ起こってもいない二度目の浮気を疑い恐怖に支配された。
うん、また浮気発覚すんのよ。
すごくない?
されたらどうしよう、されたらどうしよう
が現実になっちゃってんの。
でもこれってわたしが引寄せてんだよね。
だってネガティブな波動自分が作り出してんだもん。
まあもちろん相手もよくないんだけどさ?
もはやさっさとそんなことが起こる前に別れを選択出来ていたり
自分の思考を変える動きが出来ていたら
また別の未来があったのかもしれない
けれどここで培った経験が未来のわたしを造っているんだと思うと
その痛みも必要なもので
感謝できるし愛しいと思える日が来るんだな。
「本当に優しい人はしなやかで強い」
弱さや痛みを知ってるからこそ強くなる
大切なものをちゃんと自分で選択して守ることが出来る
嫌われる勇気がある
みんなが自分なりの優しさを見つけられるように