だし巻き卵に夫の実力見たり
わたしの夫は料理をする。
といっても料理人ではない。
ふだんは週5日フルタイムのサラリーマン。
どこかで習うこともない。料理の先生はレシピブックだったり、レシピサイトだけ。(わたしは教えない)
元から器用な彼は、お手本に忠実になり、丁寧に完成させる。
先日新たに会得したレシピは
だし巻き卵
「夕飯何にしようか」
「卵が余ってるよ」
…
「じゃあだし巻き卵作るよ」
作るよ、という宣言に対して断る理由は一切ない。
卵3個、白だし、みりん、しょうゆ(だったかな)などの調味料を計量し、卵焼き機をこれまた器用に使いこなし(確か初めて使うはず…)
完成した作品がこちら。
あれ…初めて、ですよね…。
しかも「大根おろしを添えたい」と言い出して、自ら大根を買いに走り、自らすりおろすこだわりぶりに脱帽した。見かけが素晴らしいのはもちろんだけど
普通においしい
あれ…初めて、ですよね…。
まず卵がふんわりしている。ちょうど良い固まり具合だ。
「お父さんのだし巻き卵、一体化しているよね」と娘もいう。娘は自分で作った時、一枚一枚の薄焼き卵を重ねた食感だったらしい。それに対して夫の作品は、同じように巻いてるのに、1つになっているというの?だから口どけも良いのだろう。
そして味付けも、薄すぎず濃すぎず。甘い卵焼きではなく、おかずの卵料理。食事にぴったりの味で、添えられた大根おろしでさっぱりといただける。
丁寧に手仕事をこなし、確実にレパートリーを増やす家族。頼もしくもあり、家事の範囲が徐々に浸食されつつある自分の状況に若干焦りも感じていたりする。
贅沢な悩みと言われれば、そうかもしれないが…。
とりあえず、相手への尊敬と感謝の念を表しながら、うまく付き合っていこう。
これからもレパートリーが増えますように(笑)
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