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食べものに第二の人生を~リメイクに燃える

作り置きしたお惣菜
大量に作ったカレー

もちろん、おいしい。味は問題ない。しかし、人間はフレッシュとかみため良いモノに惹かれる、こだわる。

何日か経つと、作りたての感動が薄れ、徐々に忘れ去られていく。いつの間にか「朽ち果てる(いわゆる腐敗)」こともあり、地球環境にもやさしくない。

そうなる前に、わたしは出来上がったものに手を加えて、別のモノに変身させる。俗にいうリメイクだ。

友人からもらったさつまいもで夫がさつまいものレモン煮を作った。それ自体はとっても美味しかった。

しかし、一夜明けてから消費のスピードが徐々に落ちていった。

やはりフレッシュさが失われたのか?1日1日と、減る様子のないレモン煮からプレッシャーを感じたわたしはついに動いた。

第二の人生を歩ませよう


煮汁と具材を分けて2種類のスイーツに変えた。


しっとりグルテンフリーパウンドケーキ

米粉、菜種油、ナッツ、スパイスを加えてオーブンで焼く。柑橘とスパイスの相性は悪くない。米粉なので、食感はしっとりもっちりの蒸しパンに近い気がする。夫のレモン煮がおいしいので味は申し分なし。


豆乳塩レモンプリン

レモン味の煮汁に豆乳と塩、寒天を加えて煮詰めた。煮汁はすでに甘いので砂糖を控えめにする。

レモン煮に見向きしなかった娘も
「これならイケる!」

人間は飽きっぽい生き物なのだ。そして第一印象、視覚で味を感じている生き物でもある。

リメイクは食べものに新しい人生を歩ませること。そうすることで、人間は無駄なく楽しんで食事ができる。お互いWIN-WINの関係が築けるのではないだろうか。


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