レアな自然は人間を動かす
ヒトとモノの彩り発見ライター矢島真沙子です。
自己紹介文はこちら
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自然の前にすると人間は無力
自然の力は人間を動かす。自然の雄大さに気がつき、そこで人の心が動くことで、コミュニケーションが生まれる…。
日常生活では見知らぬ人とすれ違っても挨拶なんかしないのに、山の中では
「こんにちは」とあいさつをするのが常識になる。何の抵抗もない。
これは自然の中だからこその成せる業だ。
また、滅多に見ない=レアな自然に出会うと、時間を共有している人と
コミュニケーションが生まれる。
例えばオーロラや山から登る朝日、流氷等…そして身近ではあるけど滅多に見られない虹
虹のメカニズム(出典:ウェザーニューズ)
虹が生み出すコミュニケーション
今日は晴れ間もありながら、時々通り雨が降る不安定な朝だった。
ふと西の空を見上げると、七色の虹が鮮やかに橋をかけていた。
(うわ、キレイ…。わたし今日ついてる!)
その神秘さに目を奪われて、しばらく時間を忘れて見いった。ふと気がついたら近くを歩いていた人も見いっている。目が合ったので「きれいですね~」「珍しいですね~」と声をかけて微笑みあった。
その後は思わず「虹が出てますよ!」と誰かれかまわず声をかけたくなるくらい気分が高揚していた。
(そして、カメラを持っていなかったことを後悔する…。)
レアな自然は、人の会話を促す
人工的・機械的なものと真逆にある自然の有産物は偉大だ。
存在に気づき、時間を共有した人同士の距離を縮める力がある。自然を通してコミュニケーションが生まれる瞬間は、本当に気持ちが良い。
良くも悪くも、レアな自然は驚異でもあり、同時に脅威でもある。それに比べると、人間は何て小さいんだろう…と改めて思うのだ。
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