記念日ゴハンを「ちゃんとした」ところで食べるということ
「もっとちゃんとしたところで食べなよ~」
わたしにとって・他のひとにとって、「ちゃんとしたところ」で食事をするってどんな意味があるんだろう。
娘の進学・合格祝いに、行きつけのお店でランチコースを仕立ててもらった。
事前にメインは何が良いか、娘の好みや苦手なものをヒアリングしてもらった。さっぱり系が好きとかそんな細かい嗜好も伝えた。席も、2階のどの場所が良いかなど、希望を聞いてくれる。
前菜
スープ
メイン
デザート
ドリンク付きで盛りだくさん。
メインのごはんの量も確認してくれた。
これ以上のもてなしは無い。
帰宅後、お礼のメッセージと同時に6月の自分の結婚記念日もまたお願いしたい、とお店に伝えたところ…
「もっとちゃんとしたところで食べなよ~」と言われた。
(お店としては気をつかって言ってくれてるのか)
ちゃんとしたところ…。
おそらく、普段食べないような珍しいとか高級な材料で作られた、レストランのことを指しているのだろう。
(加筆:確認したら、高級なお店というよりはキチンと料理修行した、料理メインのお店を指すらしい。このお店のメインは珈琲なのです。だからますますレベルの高さに衝撃なんだ。)
もちろん、そういったレアな場所でレアな食事をすることも魅力的だ。しかし、記念日に必要なことは
トータルで行ってよかったと思える満足感
「どんな目的の食事」かをあらゆる面から考えてくれて、提供してもらえること、そして最初から最後まで必ず満足させてもらえる安心と充実感。それがトータルで満足感につながっている。
冒険をしてもいいかもしれない。気になっているお店を開拓して食事をするのもいいかもしれない。
しかし、特別な日だからこそ、「絶大な信頼をおく店」で食事をしたい。
その場所は、わたしにとっては永遠に、いつでも「ちゃんとしたところ」なのだから。
今回の絶大な信頼を寄せる「ちゃんとした」お店
川越メル珈琲