朝習慣に求める安定感
夜、夕ごはん支度の合間に必ずにんじんをスライスする。細い千切りにする。それもできるだけ細く、生でも食べられるくらいに。
それをフライパンに乗せて、薄く塩をふる。
フライパンにピッチリ蓋をして、加熱すること10分。
油はひかない。油がなくても、塩をふることでにんじんから水分が出て、しんなりしてくる。10分後、適度に汗をかいた【蒸らし炒めにんじん】が完成する。
これは翌朝のにんじんサラダに使う。同じく千切りにしたきゅうりと合わせる。1日置きに、練りゴマかピーナッツバターソースで味をつけるのが我が家の朝食の定番だ。
1日おきとはいえ、ほぼ毎日同じものを食べるので、毎日お米を食べてるのと同じ感覚かもしれない。
細切りのにんじんを食べると、ああ。朝だな。と体が反応し、味覚も目を覚ます。
名づけてモーニングにんじんとでも言おうか。
朝ごはんを食べない習慣もあるし、味噌汁を飲む習慣、トーストをかじる、納豆を食べる、牛乳を飲む。
朝ごはんは3食の中でも一番安定性があり、冒険をしない。1日がスタートする目覚ましのようなもの。
スリリングで華やかな朝ごはん?
それは旅行のお楽しみにとっておこう。
お店のモーニングもシンプルだ。
トースト、ピクルス、ヨーグルト、コーヒー。
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