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ヒトとモノの彩り発見ライター 矢島真沙子です。
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手を動かす刺激は、脳の活性化

仕事で記事を書く、プロフィール作成をする…。私にはたくさんの文章表現をする機会があります。昔はいきなり書き始めていましたが、頭でまとまっていないと、無駄に時間がかかることに気がつきました。

それからは、ある程度方向性を頭でまとめてから、一気に書くように心がけるようになりました。ただ、「頭の中だけでまとめる」という作業も大変でした。頭である程度構成を考えても、その瞬間に思いついた適切な言い回しは、どうしても記憶にとどめておくことが難しかったからです。

では、頭で構成を考えて、箇条書きでメモを残しておこう。そう思った私は、パソコンのメモ機能か、ワードファイルへのベタ打ちで、構成+思いついた表現をだーっと書き出すようにしました。これであらかた書きたいことはまとまり、使いたい表現も残すことができます。

デジタルよりも手書き
さらにアイデアが生まれやすいのは、デジタル(スマホメモかパソコン打ちこみ)よりも、アナログな手書きです。

手から文字を綴り、それがそのまま視界に入ってくることで、脳が刺激されます。すると、不思議なことに、デジタルで打ちこんだ文字よりも不思議と理解が深まり、頭の中でまとまりやすくなるのです。

手帳は手書きメモだらけ…。アイデア生まれる

メモを残しておきたいなら、専用のノートを使っても良いし、保存の必要がなければ広告の裏紙でも構いません。スペースがあって、自由に書ける白紙に、構成や表現を書きまくります。打ちまくるんじゃなくて、書きまくるのです。

アナログに戻ることは、悪くない
手書きは一見して時間がかかるようなイメージですが、手を使うことで五感を刺激されて、脳も働きやすくなります。その結果、短時間で「形」を仕上げることができます。

そういえば、受験生の勉強方法として「新聞のコラムを書き写す」というものがありました。何も考えずに、ただ手を動かして書くだけ。簡単といえば簡単ですよね。それでも、自然とプロの文章の書き方や表現方法が身につくという効果もあります。

手書き=手で自分自身を刺激すること。その行為自体が、わたしたちの持つ「機能の質」を上げてくれるのでしょう。

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