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シンプルが一番。顔の見えるゴハン
毎日誰かのために食事をこしらえている人は、みんな共通の想いがあるだろう。
「たまには誰かの作ったゴハンが食べたい」。
だから、たまの外食は貴重な時間になる。それが普段自分では作れないものだったり、クオリティの高いものだったりすれば、喜びは倍になる。
とはいえ、必ずしも自分以外の手で作られたゴハンが豪華である必要はない。
美味しさを感じる要素として必要なのは、「顔の見える」食事であること。知っている人、その中でも自分の好きな人が用意する食事はどんなシンプルなものであっても最高だ。
◇夫の十八番「チリコンカン」
夕飯の相談の中で、とある調味料を消費するために提案した。チリコンカンは毎回夫が担当する。これがまた非常にうまい。材料を買うのに付きあい、ストウブ鍋でじっくり煮込んで作る様子も見ているだけに、ウマさが倍増するのだ。
◇よくお世話になっているコーヒー店のランチ
ここの日替わりランチも絶品だ。メニュー名は「パンdeランチ」「ホットサンド」などと、取り立てて特別な感じはしない。けど、出てきた一皿を見るや、おいしさが容易に想像できる。彩りや盛りつけにも一工夫あり、完成度の高いランチプレートは毎回心が動かされる
◇ヒーリングサロンでいただいた酵素玄米おにぎり
時間をかけて炊いた酵素玄米で作ってくれたおにぎり。
シンプルで飾り気のない、お米だけの味がじんわりと体にしみる。
◇友人の手仕事「キンカンの甘露煮」
小物作りを仕事にしている友人は、シンプルな食べ物で手仕事を楽しむ。みんなが喜ぶからと作ってくれた甘露煮は、酸味と甘みのバランスがとれて食べやすく、箸がとまらない。
好きな人が「誰かのために」手を尽くした食だからこそ、その想いも一緒に味わえるのだろう。
ヒトのために作ったベジスイーツプレートは喜んでもらえた。
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