NODA・MAP『正三角関係』大阪SkyシアターMBS【欲望という名の…】
見てきました。
※以下、ネタバレのある感想です
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を翻案した作品ですが、私がテネシー・ウィリアムズ好きなので、それに寄った見方をしています。
終戦間近の長崎が舞台でありながら、常に現代の状況へと意識を引き戻させるようなセリフ回しが印象的でした。
芸術と科学と宗教の三者と、そのすべてに対して「クライアント」としてパワーを行使する存在。
この三者と権力との関係が”正しくあってくれ”という作者の願いのようなものを感じました。
竹中直人のラップ