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[聖書解説]ヨブの忍耐の秘訣

神様を愛していながらも、サタンの試みにより所有財産、家族、名誉全てを奪われたヨブ。

友人からは言われもない罪を責められ、耐え難い苦痛を受けながらも、ヨブは決して神様を責めることなく祈り続け、最後には大きな祝福を与えられました。

ヨブはどのように忍耐し、苦痛に打ち勝ったのでしょうか。
ここでは私の教会の牧師が教えてくださった、二つの観点でご紹介します。
さまざまな解説があると思いますが、今回は牧師がヨブのような苦痛を受けながらも祈り経験しながら悟られたお話になります。


①愛する心で打ち勝った

ヨブは富と栄華、財産がすべてなくなって乞食になりました。いつも「神様の祝福を受けて生きている」と言いましたが、すべて失ったので、友人たちに「神様の祝福が、あなたが罪を犯したからなくなったんだろう」と言うから「そうではない」と思ったわけです。

でも、「違う」というふうにも言えず、神様だけ愛して熱中していました。愛で打ち勝ったのです。神様を愛して、自分が神様を愛しているから、そういう気持ちで勝ったわけです。

2021年6月23日 鄭明析牧師の御言葉

②良い考えで打ち勝った

また「こういう苦痛を受けている時に、持っていたら駄目だから。」そういうふうに、よく話して我慢しました。良い考えに変えて考えました。悪い考えになったら我慢できません。
「何かの御心があるに違いない。
神様なんだから、御心があるに違いない」と言う時に忍耐ができるし、力が湧きます。信じますか?

2021年6月23日 鄭明析牧師の御言葉

このようにヨブは神様に対して、

①愛する心
②良い考え


を持ち続けることで極的な苦痛と試みに打ち勝つことができたのだと、教えてくれました。

私も思えば過去困難な時、「これも神様の御心にあるに違いない」と考えることで乗り越えてこれたことが多くあります。
これは聖書の人物達、イエス様、牧師や兄弟姉妹の姿を見ながら、学んだ精神でもあります。

この話を聞いて、私自身もどんな困難があろうとも自分の罪で自暴自棄したり、神様を誤解したりすることなく、
絶対に神様の御心を信じて、愛で打ち勝つ人になりたいと感銘を受けました。

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