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ねことの生活

我が家には2匹のねこがいる。

坂本(♀)10歳:ロシアンブルー、岡本(♀)推定5歳:キジトラ

名前が苗字なので、人に聞かれるとちょっとひと笑いされる。でも、本当にそんな感じの顔をしているのだから不思議なものである。(をいをい…)

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(坂本は偶然ペットショップで引き取り、岡本は道でガチ保護。)


私が彼女たちと一緒に生活するようになったのは、プロデューサー(夫:通称P)と同棲を始めた頃だった。実家を出て初めての新生活に加え、動物との生活も初心者…。しばらくは驚きの連続だった。

まず、ねこはとにかく寝る。名前の由来が「寝子」から来ている説も納得である。あと、意外だったのは「マイペース」というイメージとは違い、日々のルーティーンをある程度決めて行動していることである。

お水を飲むタイミングやおトイレ、自分で数回に分けてごはんを食べるなど、自分のペースを崩さないことが実は秘訣なのか…と、つい真剣に考えてしまった。


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(日光浴はもはや定番の坂本…)


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(キャットタワー最上階で落ち着くのが岡本流。)


でも、何よりびっくりした事は、ねことの生活がこんなに素敵なものだったとは…だった。私の周りは、いぬと一緒に生活をしている人が多かったので、「動物との生活=いぬ」と、いうイメージが強かった。

ねことの生活にすぐイメージが湧かなかったのだけれど、そんなものは1日でどこかに飛んでしまったし、なんなら出会ってすぐ虜になってしまった。しかし、それも彼女たちのルーティーンの一つだったとしたら…末恐ろしい子たちである。


なんとなく嫌なことが続いていても、彼女たちのお腹に顔を埋めると全てが吹き飛ぶ。

作業の邪魔をしながら甘えてくる。

可愛い顔をして、うんちは強烈なパンチ力がある。

寝相が日によってダイナミックで半目だったり、後頭部がお日様の匂いがしたり。

暖かい場所を見つけるのが上手で、放っておくと焦げるんじゃないかという位に日光浴をする。

ごはん時には、足元にぐるぐるぐるぐる…。

日常の一つひとつを切り取っても、毎日が本当に可愛いポイントで埋まっていくのである。


そして、なにより1番驚いたこと。それはねこが「律儀」なことだった。

マイペース、何考えているのかわからない、懐かない…。


そんな言葉は嘘嘘〜〜!!


すごく辛い事があった日には、気がついたら真横にいて隣で寝てくれるし、足音を聞き分けているのか、帰宅時には必ず玄関の前にちょこんと迎えにきてくれる。名前を呼ぶと反応して顔やしっぽで応えてくれる。

世間のイメージなんて覆すくらい、ねこは人に寄り添ってくれることを身をもって知ったのである。


スキの話を書きたいなぁと思った時、一番に思い浮かんだのは今もすぐ横でお昼寝している彼女たちだった。

のんびりお昼寝して、ご飯食べて、ぬくぬく過ごしてくれればそれでいい。そんな彼女たちとの生活がたまらなくスキなのである。

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今日の自由帳
2匹のkids(猫)のごはんをグレードアップするのが目標です…🐱