弟の日記⑤緊張腹痛狼狽好調説
私は物凄く緊張しいである。
五厘のバリカンが友達だったころの丸坊主時代、(野球部員の言い換え)幸いにもレギュラーとして試合に出させてもらっていたが、試合前は必ず腹を壊していた。
特に、次の回の攻撃、自分の打席から始まる時は最高潮の腹痛が私を襲う。
スリーアウトチェンジで、守備からベンチに戻り監督の前に集まるのだが、私は最高齢の監督を無視してトイレに駆け込む。
監督のありがたい話を聞いていたら、先頭打者の私は、打席で目も当てられない状態になるだろう。(1番距離が近い相手の