中三太郎

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テレクラに行ってみた!

テレクラ(キャノンボール)2024 summer初めてテレクラに行ってきた話。現在、2000年代前半生まれの大学生である。 ちょっとマニアックな映画好きとか、批評好きなら一度は行ってみたいテレフォンクラブ。私も例外にもれず昨年劇場版テレクラキャノンボール2013からシリーズにハマり、一度は行ってみたいと思うに至った。 とは言え、一人で行くのは心細いので高校時代の好事家君を誘った。 「いやー友達と来たんですよ。どんなものかと思いましてね。憧れあるっす。」 なんて軽い感じでね

    • 夏コミ コミケレポートと戦利品 2024夏 評論島中心

      年々夏の気温が上がっていようと、なぜかいつの間にか参加費がかかるようになっていようと、行くっきゃないのが夏コミ。コミケ古参勢の中には参加費の徴収は当初の理念に反するとしてストライキを起こしている猛者たちも最近はいるらしい。だが、毎年この時期になると思い出すあの異常空間。 エロ同人の転売に次ぐ転売、自己勝手な二次創作の氾濫などのモラルのなさの酷さに疲れ果て(今更といえば今更だが)、もう午前参加はしない。有名な絵師のサークルに死ぬ思いで並ぶこともない。午後からゆったりと参加し評

      • ソニックマニア日記

        スタンディングのチケット一枚15000円。色々なアーティストが見られるとはいえ、一中流家庭の普通のアルバイトをしている大学生には非常に苦しいものである。そのため、今回のような台風で延期されるのか否か、払い戻されるのか否かの一連の騒動とそれに伴う心理的な不安、ノイローゼは著しく心を消耗させた。ただでさえ初めて参加するということで正直緊張しているのに、と台風を恨む。死ぬ気で行こうと思えば行けないことはない。東葛のスプラッシュマウンテンこと新京成電鉄が千葉中央まで行かずとも京成津田

        • インビンシブル〜無敵のヒーロー〜のすすめ

          アメコミのヒーローものと言うのが昨今大変に流行っている。 出版社が持つキャラクターを自在に動かせる独自の世界観が特徴的でそこが日本の漫画とは大きく違っている。有名なものはマーベルのスパイダーマンやX-MEN、アイアンマンが存在する世界、そしてDCのスーパーマンやバットマンが存在する世界である。日本で有名なのはこの二つだけだが、実際には柳の下には何とやらと言うことで、クソみたいなヒーロー世界やヒーローが乱立している状態であると言う。 そんな中Amazonプライムビデオで非常

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          ネタバレデッドプール&ウルヴァリン鑑賞日記

          ネタバレ注意 最近の映画でよくありがちな異常な熱狂と礼賛模様というのは大変嫌いなのであるが、今回に関しては、まあわからなくもない。 と言うのも、 デップーは MCUの最後の希望だからね! よかった点としては ・デッドプールと言うなんでもありのキャラクターを前作同様最大限に使いこなしていたということ。口の悪さは日々進化し、フォックスがどうこうディズニーがあーだこーだと好き放題言っていた。ジェームズガンが一時懸念していたような痛い感じの世界は出来上がらず、デップーの独壇場

          ネタバレデッドプール&ウルヴァリン鑑賞日記

          奇書☆ステハゲ!

           或る日、いつものようにステハゲの更新された動画を見ようとYouTubeを立ち上げた。いつもは氏の動画の前半部分にある初動奇行を楽しみ、コメント欄の大喜利を観てさっさと閉じてしまうのだが、その日はふと概要欄をのぞいてみた。そこには何やら見慣れぬ文字列が並んでいた。「ステハゲの本」→と書かれており矢印の先にはURLが貼ってある。AmazonのURLだ。さてはまたほしい物リストの乞食でも始めたのかと初めは呆れたが、飛んでみると本当に「ステハゲ」とデカデカと表紙に書かれた本が載って

          奇書☆ステハゲ!

          2024上半期映画ベストテン 

          1、すべての夜を思い出す 文句なしベスト 多摩丘陵の美しい起伏に作られたニュータウンの日常をアンビエントに描く 音楽、ビジュアル、 幸せな空間だった 2、ボーはおそれている 前作ミッドサマーもカオス映画であったが、今回は限界突破してきた 笑えるほどの混沌に気持ちよく酔える3時間 3、インフィニティ・プール 親父との比較はもういいんでないの オリジナリティあふれる傑作とまではいかないが、グロでサイケな絵面を結構楽しめた 4、笑いのカイブツ 主人公があまりにも自己中であるこ

          2024上半期映画ベストテン 

          アニメ『忘却バッテリー』雑感

          アニメのネタバレ注意 最終話 千早がつぶやく 「他愛のない女子高生の日常を淡々と描いた作品で溢れるこの世界に」 全能感溢れる能力モノ 異世界に行って好き放題欲望を曝け出すアニメしかない現在に 現代の繊細な若者の心理を野球を通じて深く描いた。 久々にまともに見られるアニメがきた、 と思った。 十二話見て見終わって感慨に耽る。 主人公の名前は山田太郎。 昭和の名作スポコン漫画『ドカベン』の主人公と同じ名前だ。 (主人公の父親がドカベン好きでつけられた名前らしい) そ

          アニメ『忘却バッテリー』雑感

          アニメ『ストレンジドーン』(STRANGE DAWN)雑記

          ネタバレあり 本当に不思議な作品であった。 小説を書いているような根暗でうだうだした一応女子高生とtheギャルが一緒に(召喚されて?)異世界に転生したところから物語は始まる。 まず、この二人の組み合わせは非常に奇妙だ。 はじめに言っておくと、彼女たちが元の世界でどのような生活をしていたのかは全編を通じてほとんどわからない。であるから、この二人がなぜ一緒に転生したのかと言うこともわからない。2000年のアニメらしくギャルが援助交際をやっているような演出も少々あるが、結局

          アニメ『ストレンジドーン』(STRANGE DAWN)雑記