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【アラ還セカンドライフ#25】ブレない芯の強さに好感度高まる

1ヶ月半後にはいっしょにバハマに行くことを決めていましたが、その前に彼の女性関係をすべて知ることができたのはとても良かったことでした。過去のプライベートな歴史を知ったことで、親近感がかなりアップ!

そして、2度の結婚を含めた5人の女性との恋バナから、彼のパーソナリティーが垣間見えました。特に結婚生活から学べただろうことを想像すると、日々のやり取りで、なぜそんな発言が出るのか“なるほど感”高まりました。

👸「ヤングQPさんの恋バナ、おもしろかったので聞く楽しみが終わってしまってとても残念」

👶🏻「これからが最後を飾るストーリーになるはずなので、そのほうがもっと楽しみだよ」

嫌味でなく、さらっとわたしに対しての好感と希望を込める応答がお上手で、頭の良さが伺えました。

それからしばらくは、バハマへの旅を控えて旅の準備の話で盛り上がりました。

どんな服を持っていくか?なんて話をしているあいだにも、離婚するまではワイフが買ってきてくれていたので、自分で服を買うことは苦手だといいます。そんな会話から、少なくとも離婚に至るまでの結婚生活が穏やかで幸せだったんだと想像できました。

わたしの場合も、夫がよくわたしに着せたい服、履かせたいハイヒールなどを「これはどう?」なんて人だったので、夫婦間の役割として、彼の家庭ではワイフ、わたしの家庭では夫のほうが意思決定の比重が大きくて、わたしと彼はどちらかというと受け身側だったことがわかってきました。

我が家は、良くも悪しくも昭和の夫婦でしたから、わたしが常に夫を立て従うスタイルで夫婦生活を営んできましたが、どうも彼の家は逆だったようです。

米国では“Happy wife happy life” (ワイフを幸せにしておくことが幸せな人生)という言葉をよく耳にしますが、彼の家庭はまさにそんな感じで、彼が一歩引いて彼女の意思を尊重してきたように感じました。

とはいえ、この段階でのわたしはマッチングサイトの契約はまだ3ヶ月ほど残っていたため、彼とのやり取りを続けながらも、よりわたしに合う人はいないか?とチラ見も忘れてはいません。恋愛感情が生まれ「セカンドライフのパートナーは絶対にこの人!」と確信できるまでは、ニュートラルでいようと決めていました。

👸「わたしたちトラベルパートナーとしてバハマに行くけど、お互いのより良い人生のために、より最適と思う人を追う権利は消えないので、ベターの方がみつかれば遠慮なく行動して下さいね」

……いちおう牽制しておくと。

👶🏻「ボクは不器用ですから、1度に複数の女性とデートすることはできませんから、あなたとこうしてお付き合いできているうちは、他の方と話す気もありません」

👸「あら、わたしはたまに他の方に返事もしてます。だってわたしたち、今のところ友達ですもの。😁でも、今はあなたとのやりとりがいちばん楽しくて心地よいのも事実です」

👶🏻「はい、うれしいです。それでかまいません。友達、友達、友達、友達、友達、友達……はい、自分に言い聞かせています🤣」

👸「実はあなたの前に半年もメッセージのやり取りをして、大好きだと思えた人がいたのですが、会ってみた結果、恋愛感情は持てなかった経験があるので、正直この先、わたしが再び恋愛できるのかわからないのです」

👶🏻「あなたとのコミュニケーションがとても楽しくて心地よいので、ボクは先のことを心配する必要はありません。どう進むかは成り行きですから、今のこの関係をたいせつにしたいだけです」

潔いというか、きっぱり感に関心しました。

マッチングサイトですでに1年ほどいろんな方とのやり取りを経験したあとなので、彼が多くのドスケベじいさんや、アジア人を狙うおっさんとは明らかに違う、芯のある誠実さを秘めた人であることが日々明白になり安心できました。

この時点では、チャットし始めてからまだ2ヶ月半ですが、毎日ディープな会話ができて、もう何年も前から知っているような感覚も芽生えてきました。


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