夫婦のカタチ、家族のカタチはそれぞれだね【息子夫婦と暮らす#22】
息子夫婦と暮らしながら亡き夫とわたしの夫婦形態とはあまりにちがう様子を日々目の当たりにしてはクックックな日々です。本人たちには何も言わないけど、実はひとりでこっそり笑い転げています。😆
わたしと夫はバレンタインデーだからと、特になにか特別に祝ったりしたことなどありませんでした。早い話そんな余裕がなかったな。もちろん結婚する前にはチョコレートをあげていましたけどね。
つい先日までは⬇こんな感じでイラっとしていたタローですが事態は変わっていないものの少しイラ度は少しおさまっている様子。
先日、息子タローとムーちゃんは、バレンタインデー用にと好きなお菓子を爆買いしに二人でスーパーに行って、それこそふだんは不健康だからと食べないような好きなスナックや飲み物をオトナ買いしてきました。
ささやかな浪費と食べたいものを食べたいだけ食べる幸せを味わい楽しそうでした。わたしにまで、かわいいピンクのスパークリングワインをお土産に買ってきてくれたのでいっしょに飲んじゃいました。🍷
ちょいとおもしろいのが、ムーちゃんからタローへのバレンタインギフトです。ポケモン大好きムーちゃんが機関車トーマス好きなタローに贈ったのがコレ。
タローはこの子をエドワードと名付けて大喜び。外に連れ出して写真を撮り、ボクのラブリーワイフがくれたと友だちに見せびらかしています。
ちなみに息子は三十代半ばですから、自分が同じころを振り返るとあまりの生態のちがいに笑うしかありません。😆
同じころ、わたしはすでに4人の子どもを抱え、まさに髪振り乱して子育てに右往左往の日々でした。夫共々、人生について深く考えてしまい36歳のときには家族でサモア移住を果たしていましたから、目の前でエドワードを見つめて子どものようにうれしそうにしているタローっていったい?!!
こんな陽気な息子タローは、夫に置いていかれた母と遺された家を守るべく我が家の稼ぎ頭として今多大な責任を背負いながら暮らしているわけですが、これもらって大喜びして写真撮っている姿や、わたしの頭では推測不可の数々のリアクションに「コイツだいじょうぶか?」と思わせることも多々ありです。
ムーちゃんは家の中ではよくフリースで頭からすっぽりと着るトトロの部屋着を愛用しています。タローも同じのを持っていて、あるときこれ調子いいからわたしにも買ってあげると言い出しました。
ありがたいお言葉なんですけど、家の中で三十代夫婦と還暦のわたしと3人がトトロの格好して歩いている姿を想像したら、そりぁギャグ過ぎるワ!!
来客がドアを開けて3人でそれ着て出ていったら引くと思うんだよね。
いらん。いらん。あやしすぎるからいらんです。
息子が天然なのか夫婦して変わり者なのか、これがアメリカ流なのか?と母はひっそりこっそり、観察することを趣味にしながら、わたしたち夫婦が育てた息子がいったいどこでどうなるとこういう男になったのだろう?と、かつての自分たちの夫婦形態と比べてみては頭の中に???をぶっ飛ばしています。
夫が癌宣告をうけたあと、わたしは次男夫婦とも長女夫婦ともしばらく暮らしていましたから、子どもたち三様の夫婦のカタチを見てきました。それぞれが独自のスタイルを確立してお互いが居心地よく暮らせる空間を作っていて安心しました。
シアワセもヨロコビも感じれば感じられるだけ幸せに暮らせるのだから、みんなが心地よければそれで良し!!ですな。
それにしても、タロー&ムーのスタイルにわたしが巻き込まれると滑稽度満点になっちゃうので気をつけなきゃ。😆
⬇この時点ですでに爆裂してるかも