見出し画像

無意識の「思考クセ」、そのままでも生活出来るけど、あなたはどうしたい?

先月、結婚10周年だった旦那さんと私。
当時のエビソードと共に、酔っ払った時に命名したそれぞれの「あだな」を思い出し、当時と違った「思考クセ」の景色が見えたので、考えてみたいと思います。

クラフトビールを飲みながらあだなをつける

旦那→まえむキング
わたし→うしろむウイーン

当時20代のわたしたち。クラフトビールを片手に、あれこれ色々しゃべっていました。そんな中、出てきた「あだな」。

「まえむキング」と会社の同期に言われていた旦那さん。では私は?となり、「うしろむクイーン」と名付けられました。

意味はそのまま、まえむきな考えの旦那さんと、うしろむきな考えの私。

まえむきな旦那さん、私はうしろむき?

わたしからみても、仕事の話をしている旦那さんは、どんな困難なことや大変な仕事に対しても、「まえむき」。

愚痴がゼロはわけではないけど、ずっと同じことで「悩む」ことはなく、どう考え行動するか、どれは諦めるか考え、さばいていくタイプ。お酒の席で毎回同じ愚痴を言うタイプではない旦那さんを、まえむきな人だと感じていました。

一方の私は、仕事の愚痴や旦那さんへの愚痴が多いタイプ。

他人が悪い〜
会社が悪い〜
旦那さんが悪い〜笑

と、人のせいにし、出来ない理由を並べ、未解決のモヤモヤに蓋をしてお酒を飲んで気分が晴れた気になっているタイプ。お酒の席で前回と同じ愚痴を言うこともあり、またその話?と言われることも。

そしてとうとう、「うしろむクイーン」と命名されたわけです。

あだなをまえむきに解釈する私

「うしろむクイーン」言われたその瞬間はムッとして反発したのですが、とは言え、面白さもあり、受け入れてみました。私の頭の中には、内向的な旦那さんと社交的な私。夫婦として積極的に行動しているのは私。私の方がまえむきな部分もあるよね??と思っていたのです。

まえむきに解釈出来る私はうしろむきではない〜

なぜ自分が「うしろむクイーン」と言われているのか、旦那さんの思う本質の部分を、華麗にスルーしていました。

当時を思い出し振り返ってみた

時は経ち、結婚10周年。私はすっかりあだなを忘れ、3人の子どもたちと奮闘する日々。そんな中、
まえむキング
うしろむクイーン
を旦那さんからポロッと言われ、懐かしく思ったわけです。

そして、同時に、疑問が湧き上がってきました。


なぜうしろむクイーンと言われたのか?
酔っ払いのネタだけではない、何がそう言わせたのか???


10年越しに考えた私。(おそい!)

そして気が付きました。まえむきの定義が全く違ったということ。

表面に見えていることだけではわからない「思考クセ」

旦那さんの言う「まえむき」は、深層部分の見えない部分。選ぶ言葉や思考のプロセス、ものの見方など「思考クセ」のこと。

一方私は、表面的に見えている部分で、まえむきかどうかを判断していました。つまり、一見まえむきなんだけど、よーく話をしてみると、使う言葉がネガティブだったり、同じ事実を見てもネガティブな部分に注目していたり、「隠れうしろむクイーン」だった!!

私たち夫婦の場合、「お酒が好き」の場で、表面的な会話の先にある、酔っ払ったことで出てくる深層部分の思考クセが見え、隠れていたうしろむきな私が顔を出していた。それを旦那さんが指摘してくれていたのだと思います。

思考クセって自分では気が付きにくい!!

そんな隠れうしろむクイーンの私も、子どもとの生活や厳しい社会生活を送る中で、嫌でも自分の思考クセを向き合い、改善を繰り返してきました。そして、まえむきな思考クセを持っている旦那さんと共に生活している中で、愚痴を言うことの生産性の低さに気が付き、少しずつまえむき「風」なわたしが顔を出し、さらにコーチングを学んだおかげで、思考の探索をする楽しさや、先の未来を想像する思考力が育まれてきました。

旦那さんには


この10年間で変わったよね〜
まえむクイーンになったかな?


と言われました。
どうでしょう?どんな風に見えますか??

人の思考は変えられる。

わたしも亀🐢のようにゆっくりですが、自分の思考クセに気が付き、隠れうしろむクイーンから、脱却しつつあります。自分で意識して変わることも大切ですが、気が付き難い無意識の「思考クセ」。1人で意識しようとしても限界があり、誰かと一緒に変えていくことが本当に大切だと感じています。

あなたは今、自分の「思考クセ」に気付いていますか?
無意識の思い込みで、自分の枠の中に閉じこもっていませんか?
変えたい!と思うモヤモヤはありませんか?

コーチングでは、対話を通して、無意識の自身の思考クセに気付き、その先の未来を本当にどうしたいのか、本当にやりたいことを現実にしていく、伴走をしていきます。
ぜひ本来持っている「わたしらしさ」を存分に発揮出来るよう、自分の思考クセと向き合い、整えていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?