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ワクワクの未来を引き出そう!「通知表」から広げる親子コミュニケーション

長女の学校は2期制で、先週金曜日で前期が終了。
「学校生活の記録」という、通知表のようなものを持って帰ってきた。

「通知表」というきっかけから、親子コミュニケーションを広げるポイントとを書き留める。


もらって「嬉しかった」~素直な娘の気持ち~

まずは内容を見ずに、「もらってどうだった」率直な娘の気持ち聞いたところ、「嬉しかった」との言葉が出てきた。

嬉しかった理由を聞いたところ、

・「よくできる」の丸が多かった
・「もうすこし」がなかった
・先生が私の頑張りを見てくれていると思えた

娘の素直な気持ち

深くエピソードを聞いてみると、具体的に頑張ったことや、こういうことがあったんだよと、話が尽きない。

毎日、今日の出来事や楽しかったこと、嬉しかったことを聞いているが、半年間を振り返ることで、子ども自身も自分の行動を俯瞰目線で見ており、いつもとは違うエピソードを聞き出せた。

さらにこの先どうなりたい?~未来イメトレ~

さらにこの先、後期が終わって4年生になった時、どんな4年生になりたい?と聞いたところ、

・図工の「よくできる」を増やしたい(図工好きだし)
・前期よりさらに「よくできる」を増やせるよう勉強を楽しみたい
・高学年として下の学年のお手本になる行動をしたい

娘の半年後、ワクワクの未来

娘にとっては、「よくできる」ことを増やすと、学校生活が楽しくなるとのこと。もっと教えて~と聞きながら話された長女の気持ちを聞いていると、良いこと尽くしのワクワクの未来を話してくれた。

勉強も周囲との関係も、今も楽しいけど、もっとできることを増やすと、もっと楽しくなるんだよ!

前向きな長女の話に、こちらも気持ちが前向きになる。

親として注意して関わったポイント

今回私が注意した関わりは、2つ。

①ノージャッジメント。プロセス褒めをする
②振り返りを未来に繋げる

①は、
先生や親から「評価」してもらえる、「褒めて」もらえる、という観点ではなく、「あなたはどう感じたの?」から話をスタート。子どもの気持ちを聞きながら、出来た部分を中心に話を聞いていった。

さらに、結果ではなくプロセスに「いいね!」と言うように意識。「あなたを見ているよ!」のメッセージが伝わるよう、娘と対話した。

学校からも「通知表」ではなく「学校生活の記録」として「評価ではない」ものとして受け取っている記録だが、気を抜くと、「評価=ジャッジメント」として受け止めそうになるし、出来ていないことや悪い部分を見そうになる。

さらに、親は子に無意識で「期待」をしているので、親がコメントを添えると「ジャッジメント」付きのコメントになりがち。

しっかり意識して、「あなたの頑張り(プロセス)を見ているよ!」「先生にも見てもらえて嬉しいね」などど、「結果」より「プロセス」にフォーカスを当てる声掛けを繰り返した。

②は、振り返ることで出てきた「自分頑張ったエピソード」を、ワクワクの未来に繋げること。今回は歩きながら長女と会話したので、まだまだ現在から見える延長線上の未来という印象も残っていた。

ワクワクの未来は何度も描くと、枠が外れていく。筋トレのように、別途時間をとって繰り返しながら、もっとワクワクの未来を引き出したい。

今度はビジョンカードやイラストや文字を描きながら、ビジュアルイメージから未来を広げてみよう。

きっかけを、親子コミュニケーションにつなげる

通知表は結果だけでなく、子どもがどのように成長しているかを知る「きっかけ」になる。

きっかけを元に、振り返り、捉え方を整え、未来に発展させる。

そう考えると、とても良いきっかけをもらっているようにも思える。

さらに、親としての関わり方を変え、試行錯誤していくことで、子どもの大切にしている気持ちをしれたり、言葉にするのに勇気のいる「夢」を聞けたり、親子の対話が広がる。

我が家の現在進行形の事例から、親子コミュニケーションのポイントや、対話の「きっかけ」のヒントになったら嬉しいです。

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