開催報告:フォトアート教室~写真を撮る・見る~
昨年から定期開催している、「フォトアート教室」。はなだフォトワークスすみだの花田友歌さん主催のお教室のサポート講師として参加しています。
◆今回のフォトアート教室のご案内
1/14日に3クール目の1回目が開催されましたので、内容をまとめます。
チェックイン
最初は自己紹介
ビジョンカードを使いながら、自己紹介を実施。
気になった写真を「直感」で1枚選んでもらい、その写真を元に、気持ちと好きなことを話しました。
はじめまして、の友達もいる中で、最初の自己紹介はモジモジするもの。
大きな声で話せる子も、小さな声で話す子も、紙に書く子もいました。
撮る
レクチャー:写真の撮り方
子どもたちが持ってきてくれたカメラで、撮り方のレクチャーからスタート。
今回は、
カメラの構え方(ヨコ撮り、タテ撮り)
ピントの合わせ方
を伝えながら、カメラの操作に慣れてもらいました。
携帯電話のカメラ機能のおかげで「写真」が身近なアートになりましたが、「デジタルカメラ」を日頃から触っている子は多くないようで、お家にあるカメラを触りながら、使い方に慣れていました。
撮る(ヨコ・タテ)
会場としてお借りしているco-lab墨田亀沢の室内で
好きなもの
気になったもの
目にとまったもの
「たくさん撮ること」
を伝え、撮影タイムスタート。
思い思いの場所で、思い思いの姿勢で撮影を楽しみました。
はなちゃんの写真を見る
途中、カメラマンのはなちゃんが撮影した、プリントアウトした写真を並べてみんなに見てもらいました。
すると、「真似して撮影する子」「どこを撮影したか探す子」など、さらに思い思いの撮影をスタート。
同じ場所でも、近くから撮ってみたり、遠くから撮ってみたり、しゃがんで撮ってみたり、工夫しながら撮影そのものを楽しんでいる子どもたちの様子が印象的でした。
対話型鑑賞
はなちゃんの写真を鑑賞する
撮影タイムの後は、対話型鑑賞。
まずは、カメラマンのはなちゃんが撮った写真を元に、対話型鑑賞の練習から。
子どもたちは、写真を撮ったことはあるけど、印刷した写真を見ることは少ないようで、印刷した写真を並べるところからスタート。
短い時間で鑑賞しましたが、
・撮り方によって同じお部屋の中でも違うように見える
・どこか分からなかった
・すぐにどこか分かった
など、それぞれの視点で写真を鑑賞。
写真を撮る面白さだけでなく、見る面白さも感じてくれたのではないかと思います。
みんなが撮った写真を鑑賞する
今回は、撮影した写真をパソコンのスライドショーで見ていきました。
一人一人の写真を見ながら、
・これどこ?
・面白い写真
・同じ場所でも全然違うように見える
などなど、自由に感想を共有。自分が撮影した写真でも、パソコンにうつすことで、ちょっと引いてみることが出来る。。
人によって見ている場所も、そこから何をメインで見ているかも、様々。
子どもたちの写真から、私たちも新しい気付きを得られる、楽しい時間でした。
最後に
いろんな写真を撮り・見ていきました。
同じ場所を撮影しても、子どもによって見ている場所が違ったり、捉える角度によって違うものに見えたりしました。
また、子どもによって気になるものが違い、それぞれの「観察する視点」の面白さも感じました。
今回は、お教室を行っているco-lab内で撮影しましたが、写真を撮ることを通して、この場所はどんな場所なのか、何が置いてあるのかの興味も増したようで、活版印刷についての質問も多発。
いつもの何気ない日常を撮影することで、場所への愛着も増すことを、再確認しました。
次回は、今回撮影した写真を元に、コラージュを作ります。
ぜひお家でも、カメラを使って日常の写真を撮ってみてくださいね。
◆はなだフォトワークスすみだのご案内
◆co-lab墨田亀沢
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?