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1on1の対話から広がる「やさしい世界」

あなたは、お仕事などで1on1をすることはありますか?

私はフリーランスのコーチとして、クライアントさんと日々コーチングをしており、1on1で話をする機会は多いです。

そんな日々のセッションで感じることは、私はクライアントさんに恵まれているということ。どの方も素敵な方ばかりで、セッションが終わると、毎回ホクホク。一緒にお仕事してみたいと思う方ばかりで、コーチとして、クライアントさんとのご縁に感謝しています。

そんな「運の良い」私ですが、素敵なクライアントさんばかりなのは、どうも運の良さだけではないのでは?と気が付きました。

「1on1」の場で引き出される対話から広がるやさしい世界を感じたので、書き留めます。


素敵なクライアントさんを引き出せる場 1on1

私はコーチングの時間、「クライアントさんの可能性は無限大」と信じてセッションを行います。

そのため、クライアントさんのお話を聴いていく中で、その方のお話しされるエピソードの中から、良いところ探しをする。すると、思考クセや大切にしている価値観、強みなどが見えてきます。

・それが⚪︎⚪︎さん、お好きなんですね
・⚪︎⚪︎さん良い顔してお話されていますね
・さっきの××と今の△△、合わせて⚪︎⚪︎さんの強みですね

など、聴いて感じたことを、率直にフィードバックします。そうすることで、クライアントさんの「解放の窓」が広がっていくことを感じます。

ジョハリの窓:次世代ファミリーコーチングスライドより

意外と、自分の思考クセや大切にしている価値観、強みに気付いていない方も多い。コーチからのフィードバックで解放の窓を広げることで、ご自身で自分の可能性を信じられるように変化されていきます。

同僚の印象が変わったエピソード

私は現在、週2会社員としてフリーランスと二足のわらじをはいています。その会社にて、あまりおしゃべりしたことない同僚と、じっくり話をする機会がありました。まさに1on1。

意図してとった時間ではなかったですし、仕事の話半分、プライベートな話半分。私は8割ほど聴いていました。よくおしゃべりしてくれた同僚の表情やエピソードを聴いていて、私の中の同僚の印象が大きく変わりました。

そして、同僚の強みやどんな時にモチベーションが上がるかなど、1対1でじっくりおしゃべりしたからこそ理解が出来たり、引き出せたことがたくさんありました。

1on1は相手の可能性を引き出せる場

2人だけの空間で
2人だけで話をする

そんな1on1の時間を過ごすことで、相手の思考クセや大切にしている価値観、強みに気が付けました。

すると、相手の素敵なところに目が行き、一緒に仕事がしてみたい、この人のこんな強みを活かしたい、などアイディアが浮かんできたのです。

これには、私自身が驚きました。
一緒に仕事をする方とは、最初に1on1をすることで、相手の良いところを知り、どのように関わったら仕事がしやすくなりそうか、出来るだけ具体的にお話をすると良さそうと感じました。

私のクライアントさんたちは元々素敵な方ばかりだと思いますが、コーチングで関わったことで、「私は素敵な部分に目が行くようになり、クライアントさんはセルフイメージが上がりさらに素敵に進化された」のではないかと感じました。

1on1は相手の可能性を引き出せる場

関わり方を少し工夫すると、より効果的に周囲にいる方の良いところ探しが出来るのですね。さっそくどんどん試そう!と思います。

会社内でも意識的に1on1を活用しよう

会社内で、上司と部下が1on1をしていることも増えていると思いますが、上司が部下を可能性の塊だと信じ、話の中から相手の思考クセや大切にしている価値観、強みを観察することがポイント!

そうすることで、部下の良いところや強みが見えてきて、相手をリスペクトし合う好循環がまわりはじめます。

もちろん、上司部下の関係だと、コーチとクライアントのようにニュートラルに見れないこともあります。そんな時におすすめなのが、クロスメンタリング。

他部署や、他社など、多様な形でクロスメンタリングすることで、上司部下とはまた違う見方が出来、双方にとってメリットがあります。

また、このような1on1のカタチは、上司にも部下にも気付きが多く、学びも多い。対話を通して人の良いところ探しが出来るようになると、ものの見方が多様になり、視野が広がります。さらに、上司に良いところ探しをしてもらった経験がある方は、自分が上司になった時も部下の良いところを探せる、好循環がまわります。

仕事以外でも使える「1on1」

1on1というと、仕事で、上司と部下で行うと感じる方も多いと思います。

しかし、親と子どもの対話にも、この1on1のメリットは活用できる!

我が家の場合は、

2人だけで
カフェなど気持ちのあがる場所で

たわいもない対話から、子どもの好きや大切にしていること、ちょっとした葛藤などが見えてきます。親子なので、上司部下同様、ニュートラルに聴きにくいのが難しいところですが、難しいなりに意識して1on1を行うことがオススメです。

さらに、子どもが相手の際は、対話の際に、ビジョンカードなどのカードを用いてお話したり、紙にイラストを書くなど、対話方法を工夫することで、お互いに話したいことが深まります。

◆長女とのカフェデートの記事はこちら

対話からはじまるやさしい世界

相手を「素敵」とリスペクトすることに繋がる1on1の対話は、繰り返すことでやさしい世界になる。

対話を通して、ものの見方や考え方を少し変えると、お互いにやさしい世界がはじまるのですね。これからも、コーチングやコミュニケーションなどの対話を通して、「やさしい世界」を作っていきたいと思います。

人の可能性は無限大
いくつになっても、いつからでも可能性を広げられる

そう思えているのも、コーチングに出会い、私の周りがやさしい世界に変わっているから。

おしゃべりは日々行っていますが、その日々のおしゃべりに「対話」「1on1」を意識し、良いところ探しをしてみる。

ぜひ、一緒にやさしい世界を作っていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。いいねやコメントをいただけると励みになります。

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