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毎日、水をあげること

最近、冬になって空気が乾燥してきたこともあり、少々肌が荒れてきた。

荒れているだけならまだしも、赤みが出て見た目も悪くなってきたので、奥さんの勧めに従い、朝出勤するときと夜寝る前に化粧水を使うことにした。

まだ1週間ほどしか経っていないけれど、効果はてきめんで、かなり潤いを取り戻してきた感がある。これまでが乾燥しきっていたので、浸透がしやすいのかもしれない。いや、そんなことはないかもしれないが、いずれにせよ肌の状態が改善して嬉しい限りだ。

最近は男性でも美容に気を遣う人が増えてきたらしいので、化粧水を使う人の割合もあがってきたのかもしれない。ちょっと調べてみたら、だいたい30%ぐらいなのだとか。

これまでそんなに肌の状態は悪いほうではないと認識していたのであまり気にしたことはないが、パッと見たときの「肌の状態」って第一印象にすごく左右すると思う。なので、これからは少しは気を使っていこうかな、と。

僕のモーニングルーティーンは「水をあげること」から始まる。朝起きて2階の寝室からキッチンに行くが、最初にやるのはコーヒーを淹れることだ。

きっちりと計量カップで水を測って、冷凍庫に保管してあるコーヒー豆を挽いて淹れる。特別な知識があるわけではないけれど、蒸らし時間などもちゃんと気にして、そこそこ真面目にハンドドリップで淹れている。

それが終わると、同じ計量カップを使って今度は観葉植物に水をやる。そして次に飼っている猫の水を取り替える。これが僕の朝のルーティーンだ。

これからは、こうした一連の「水やり」の中に、自分の肌への化粧水も加わることになった。まあ、いいことだと思う。いまリビングに置いてある観葉植物(ユッカ)も今では僕の身長よりも高くなっているけれど、実は数年前、水やりを怠って大部分を枯らしてしまったことがあった。

そのときに心を入れ替え、モーニングルーティーンに水やりを組み込んだ結果、忘れることもなくなり、今ではすくすくと元気に育っている。

一度は枯れるほどにダメージを受けたけれど、毎日水をあげ続けた結果、元気を取り戻した観葉植物を見ると、水やりする側としては本当に嬉しい気持ちになる。自分の肌も、まぁ似たようなものかもしれない。幸い、猫は水を忘れてカピカピになったことはないけれど。

猫の水も、昔は猫の水ボウルにただ水を足すだけだったのだけれど、それだとだんだん汚れてくるので、最近は朝に古い水を捨てて、新しいものに完全に入れ替えるやり方にしている。おかげで少しは品質が上がったかもしれない。

ポイントは、「このタイミングでこれをやる」というのを決めてしまうことだ。それだと忘れることがない。「習慣化」という言葉もあるけれど、大事なのは「いつこれをやるかを決める」ことだと思う。このnoteの更新もそうだ。


あなたは毎日何かに手入れをするルーティーンがありますか?



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やひろ
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