アドバイスシートを簡単に作る
お客様へのアドバイスシート・顧客カルテに、お客様に似合うファッションコーディネートを提案している方は多いと思います。
雑誌の切り抜きでコラージュを作って、それを画像にして送る、オリジナルのイラストを用意するなど、各自様々な工夫をしていますが、手間がかかりますよね。
診断後が一番気分が盛り上がっていますので、その場ですぐにアドバイスシートを渡せれば、帰りに実店舗に寄って買えたり、帰りの電車の中や家に帰ってすぐにネットで買えるので、お客様満足度は高くなると思います。
もちろん、精度の高いカルテを後日もらうのも、それはそれで嬉しいので、当日と後日の両方あるのがベストだと思います。
コストの問題と著作権
様々な雑誌を毎回買うのはコストがかかります。
ネットに掲載してある画像や、dマガジン、アマゾンのキンドルなど、電子書籍の画像を自分のサービスに使用すると、私的利用の範囲を超えるので、無断使用すると、著作権侵害となるでしょう。
https://www.jps.gr.jp/post_25/
https://tsl-magazine.com/.../images-copyright-infringement/
かといって、全て許可とるなんて手間はかけられません。
では、どうやって無料で簡単にコラージュのコーディネートを作って、お客様に提案できるか?
私が思うに、アプリを使うのが一番問題ないと思います。
コーディネートアプリ
※以下のアプリはアップルかグーグルのアプリストアで検索してください。
■WEAR
一般の方からモデルまで、他の人の作ったコーディネートを見ることができるファッションアプリ。
コーディネートのスナップ写真が1000万とありますので、各シーズンごと、似合うコーディネートを探して保存しておくと、お客様へのアドバイス等に便利だと思います。
zozoの服と連動しているので、購入することができます。
■XZ(クローゼット)
自分の持っている服の写真を撮影して登録し、コーディネートを作成することができます。
講師自身のシーズンは作れると思いますが、他のシーズンの服持っていない場合は、困ります。
生徒様・卒業生・お客様などにご協力いただき、クローゼットを撮影させてもらえれば、すべてのシーズンを網羅できるかもしれません。
例えばクローゼット診断(ワードローブ診断)のサービスを行っている場合は、お客様の服を撮影してその画像の使用許諾をいただければ1000円引きなど、工夫すればどんどん画像を増やせて、アドバイスに使えるようになるかもしれません。
ただ、その服をお客様が買えるかどうかは???です。
■StyleHint(スタイルヒント)
UNIQLO、GU公式のコーディネートアプリです。
店舗数が多くて、ネットでも買えるので、具体的な提案がしやすいですが、ブランドがこの2つに絞られます。
ただ、リアル店舗が多いので、帰り道に一番買いやすいブランドだと思います。帰りにネットでも買えますし。
■VirTry バートライ
アプリでメガネを試着できるアプリです。
■インスタグラム
説明不要ですね。
どんどん進化しているので、インフルエンサーやモデルなど、使えそうなコーディネートを上げている人をストックするなど、これを上手に使いこなせれば、これだけで済むかもしれません。ショッピング連動も進んでいますし、なにせ、圧倒的なデータ量です。
素材集
ネットで検索すれば、いくらでも素材を販売しているサービスがヒットします。無料でもかなりありますし、根気よく探せば、かなりのデータが溜まります。
それを利用すれば、かなりのコーディネートが作れます。
ただ、どの範囲まで使っていいのか、商用は無料なのか、
事前に調べなければいけませんが、これが面倒で・・・
商用利用OKで、かつ無料のサービスをご案内します。
登録は必要で、全てのサービスを利用するには、お金を払う必要があります。
全て無料は怪しいですし、仕事として利用するなら、少なくても良いので、サービスに対してお金を払うべきだと、私は考えています。
■photoAC
https://www.photo-ac.com/
■shutterstock
https://www.shutterstock.com/ja/
■モダリーナ
https://www.modalina.jp/modapedia/
こちらは素材集ではありませんので使用できませんが、この量は、かけた時間や想いがすごく伝わってきますね。
このくらいやると、例えイラストであったとしても、お客様に伝わって、感動が生まれると思います。
養成講座行っている方なら、生徒様への教材にも良いですし、販売もできると思います。
動画
今は動画の時代ですね。
カラーリストで動画に取り組んでいる人は、かなり少ないです。
今がチャンスで、このポジションは1か2枠しか無いので、早いもの勝ち、といいますか、今やらないと取られてしまいます。
動画でコーディネートを発信した方が、アーカイブも残りますし、検索に引っかかりますし、とても有効です。
■ワカサchannel
https://www.youtube.com/channel/UCz9LaQyjdg7EGunnM1L8lPQ/
■三好凛佳
https://www.youtube.com/channel/UCFxxPS2vNJHmnucgfLF6ZTQ/
■MBチャンネル(男性向け)
https://www.youtube.com/channel/UCagAVZFPcLh9UMDidIUfXKQ
動画で残しておくと、お客様に
「この動画見て」
とURLを知らせるだけで済みます。
そんなことより、メリットは何と言っても、検索にヒットするということです。
YouTubeもかなり重要ですが、それよりも、もっと集客に必須な取り組みがあります。
これを行っているサロンは、他のカラーリストより5-10倍集客しています。
(当社の色見本を5-10倍購入いただいていますので)
次回のコラムでは、これに触れたいと思います。
導入はとても簡単なのですが、できる人とできない人がいます。