これからのカラーリストの勝ち筋
コロナで変わって1年。
当社は教材を販売しているので、どのサロンが人気なのか、色見本などの購入数や頻度でわかります。
コロナで顔ぶれがかなり変わりました。
一年前は頻繁に購入していただいたのに、今は・・・というサロンが多いです。それだけ、コロナの変化に対応できるサロンが少ないということです。
従来のやり方が通用しない・・・ということは、
こんなにチャンスはありません!!
10年に一度の転換期です。成功体験があって、今までのやり方に固執するサロンが多ければ多いほど、いけます。
これからカラーサロンをオープンするには絶好なので、もし私がサロンをオープンするなら・・・と考えました。
3つのやることリスト
・オンライン診断のスキルを身につける。
・ブログ・SNS(インスタ・ツイッター)・ホームページをちゃんと作る。
・既存顧客に向けてお金を使う。
私だったらこの3つに力を入れます。
オンライン診断
オンライン診断は、コロナの今、一番顧客獲得コストが低くて効果的ですし、もう必須スキルになりつつあります。
今まではリアル診断前提だったので、近隣県くらいまでがターゲットでしたが、オンラインは全国、いや世界まで対応できます。
まだオンライン診断を行っているサロンが少ないので、顧客を獲得しやすく、口コミを貯めやすいです。早くやればやるほど効果的です。一年後には、かなりライバルが増えると思いますので・・・
まず最初は、単価を少し安くしても、オンライン診断でガンガン実績を積み、顧客と口コミを増やします。
そこで、どのオンライン診断を採用するか?が重要です。
オンラインカラー診断は色々とありますが、お客様満足度の低いサービスは淘汰されます。写真診断など、正確な診断ができないものは、無料なら良いかもしれません。
でも、サロンビジネスとして生計を立てる、月5万は稼ぐなら、お客様が納得でき、信頼を獲得できるサービスである必要があります。
私が学ぶなら、手前味噌ですが、当社で開発を依頼したメソッドです。
私は5千人以上のカラーリストを知っています。
その中で、一番だと思うカラースクールに、オンライン診断の開発を依頼しました。
現時点では、これしか無いと思えるものとなりました。
練習会も重ねていて、常にアップデートしベストを目指しますが、ZOZOグラスの出来が素晴らしかったり、テクノロジーの進歩でもっと良いツールが生まれれば、そちらを採用したほうが良いと思います。
カラーリストが生み出す本当の価値は、診断以外にありますので。
ブログ・SNS・ホームページ
最初にしっかりとしたホームページ作って、ブログやSNSで、日々の発信を継続していく。それだけでOKだと思っています。
発信を継続できない人が多いので、続ければ残れます。クオリティは投稿を続ければ慣れて上がっていくので、気にしません。とにかく続ける。
一番重要なのは、ホームページだと考えています。人の見た目を良くしようとする人のホームページが、ダサかったら仕事になりません。デザイナーに10万円、できれば20万円は払って、しっかりとCIやロゴを作るべきです。名刺だけ業者に依頼するではダメなのです。
ブログやSNS見て興味持った人は、必ずホームページを見ます。ブログやSNSはフォーマットがありますが、ホームページは自由なので、その人の美意識が試されます。webの美意識は、ファッションのそれとは違います。
ここにお金使わないカラーリストが多いです。
15年以上、同じことを思っているのですが、あまり改善されていません。悲しいです。
だからこそ、これから始めても、リスタートしても、チャンスが大きいので、当事者になれば嬉しいことですが。
ホームページはwixとか、ネットショップはBASEとか、簡単に見栄えの良いものが作れるサービスが増えているので、それを使用すると良いです。10年前まで、業者に20万円払っていたことが、無料でできます。しかも更新が自分でできて費用も激安です。
ただ、念押しで言いたいのですが、ロゴとかのCIは、自分がデザイナーでなければ、外注して欲しいです。この10万円の価値は、ビジネスをする上では1000万円以上の価値になります。
ナイキのロゴは35ドル(当時2700円くらい)だったそうですが、今の価値はいくらでしょうか?
断言できますが、ロゴがダサかったら、今のナイキはありません。
既存顧客に向けてお金を使う
オンライン診断で獲得したお客様に、有益な情報やサービスを提供して、他のメニューを受けてもらう。リピーター・ファンになってもらえれば、紹介が生まれる。
情報の内容(コミュニケーションの質)が良ければ、サロンビジネスは成立します。ここだけ頑張っていれば、他はいらないかもしれません。
既存のお客様に、いかに良いサービスを提供し、喜んでもらうか。ファンになってもらい、紹介してもらえること(新規顧客)が何より重要です。30年以上前の話を聞いても、ここはずっと変わりません。最強のコスパと信用力が紹介です。
軽視しているとは言いませんが、徹底的に考えているカラーリストは少ないと思っています。
発信の質を上げるために外注を使う、勉強に投資するなど、お金使って常にアップデートしている人は、どれくらいいるでしょうか?
最も時代の変化に対応できなくなるのが、ここなのかもしれません。だから10年以上続けられる人は、とても、とても少ないです。
SNSやコミュニティでファンを広げることが必須な今、ここに投資するマインドが重要です。
私が一番凄いなと思うのは、東京カラーズの桜井さんです。
↑このシリーズは、どの書店でも見かけるベストセラーで、カラーリスト以外の方も、一度は目にした事があると思います。
桜井さんから話を聞くたびに「だからトップランナーなんだな」と感じます。
勉強量と幅が圧倒的で、発信や仕事の質も高く、大手企業などからのオファーが絶えません。
この続ける力の源は、好奇心の純度だと感じます。
まず「好き」があって、興味の対象がどんどん広がっていくからインプットとアウトプットを続けられる。
このシンプルな積み重ねを続けるだけで、カラーを仕事にできます!
99%は続けられませんが、続けるだけで、残り1%になれます!!
私はコロナ前まで、既存のお客様であるカラーリストに向けてのサービスは行っていませんでした。基本的には売ったらおしまい。たまに新しいツールを作成して案内・・・というコミュニケーションの無さ。
コロナでマインドが変わり、オンライン診断を開発して、新しいツールを作り、Youtubeで情報を発信し、このnoteでも無料素材を配信しています。
お客様に情報発信することで生まれた変化が、大きく分けて3つありました。
1.積極的にチャレンジしていると、ポジティブな反応が増え、挑戦するカラーリストも増える。
2.1の結果?新しいお客様が増える。既存客の売上は減るも、新規の売上が増える。
3.自分自身が変わり、少しでも良い情報を発信したいと思うようになる。そしてその発信が習慣化して続けられるようになる。まだまだイヤイヤやってますが(笑) ↑1に戻る
日本一のオンラインサロンを運営している西野さんの言葉ですが、
「挑戦している時に、人は集まる」
カラービジネスも、まさにそうだと思います。
私の先生が、常に新しい挑戦を行い、良い情報を届けてくれる。だからもっとファンになる。
ぜひぜひ、今まで診断した方を、全員ファンにしてください!
この記事で、一つでもヒントが見つかって、挑戦につながると嬉しいです!