春、梅、愛宕山 - 222文字
東京、港区、愛宕山。
その昔、愛宕山の近くで仕事をしていた。
標高は25.7m。23区内では最高峰。
周囲のビルのほうが圧倒的に高い。
実家へ行った折にそんな話となった。
ら。
ああ、男坂、出世の石段だね。
曲垣平九郎だね、手折りの梅だね。
と、なにやら、母の脳ミソで、
凄い勢いで記憶が繋がったらしい。
とにかく色々知っている。
が、どこか抜けている。
そういうバランスらしい。
もう棺桶に片足を突っ込んだような歳だが、
それでも本を読み続けている。
そうありたいものだ。
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