天気は良いのだが
ロードバイクで荒川へ。
行かない。
行けない、ではなくて、行かない。
寒いので多少ハードルは上がる、が、
このくらいならなんとかなる、が、行かない。
コロナ。
走るだけなら感染リスクは小さかろう。
誰とも喋らないだろうし、何も触らないだろうし。
たまーに知らない人と喋ることもあるが、
このご時世ではお互い極力避けるだろうし。
理由は、転んだら大変、なので。
実際、そうそう転びはしないし、
トラブルの可能性も低いだろうし。
過去を振り返っても、
自転車で怪我をした記憶はない。
前輪ロックで乗ったまま前転が2回、
ハンドルを引っ掛けて水平方向大回転が1回。
それでも怪我らしい怪我はしなかった。
運が良かったからか。若かったからか。
そうでなければ、
骨の1本も折れていたに違いない。
前転はともかく、横方向のそれでは、
場合によっては他の誰かを巻き込んだろう。
歩いていたら、
いきなり自転車が飛んでくる。
そんな事故になるだろう。
かなりレベルの高い回避能力が要求される。
普通に考えて想定の外だ。まず無理だ。
他人を巻き込みたくもないし、
他人に巻き込まれたくもない。
一人でコケるだけならともかく、
車に轢かれたらタダでは済まない。
医療機関への負担を増やしたくない。
というわけで、部屋で静かに、いや、
あまり静かではないが、トレーナーに乗る。
トレーナー、サイクルトレーナーとは、
室内で自転車に乗るための器具。
乗るたびに、
これで発電できないかな、と。
同類はそれなりにいる。
それによると、出力はたかが知れており、
そもそも、そんなに長く漕いでいられない。
手回し充電器よりはマシ‥‥、なのかな。
なんの話だ。
まぁ、とりあえず、散歩に行こう。
カメラを持って。
車に轢かれるリスクはあるが、
室内で鬱々とするよりはマシだろう。
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