ソバーキュリアスを選ぶ理由、嘘をついてしまう理由。
昨日の朝のこと。仕事に行くために家を出たら、マンションのエントランスのドアが開きっぱなしになっていました。珍しいなと思いながら通りかかると、そこに盛大に吐瀉物がぶちまけられていたんです。「嫌だな…」「もし僕が疑われたらどうしよう」そんなことを考えながら通り過ぎました。夜、帰ってくると、誰かがすでに掃除してくれていました。
仕事の合間にこちらのnoteを読んでいたとき、「ソバーキュリアス」がもっと広がってほしいと心から思いました。僕自身も、ソバーリカーとして生きていきたいと感じています。
お酒を飲むと記憶をなくしたり、怒りっぽくなったり、自分をコントロールできなくなるんです。誰かと楽しい時間を過ごしたのに覚えていなかったりとか酔って電話して荒っぽい言葉を言ってしまうとか・・・。
お酒を飲んで気持ちよくなるのはいいけれど、誰かに迷惑をかけたくない。だから、もっとお酒と上手に付き合いたい。ノンアルコール市場も、もっと発展してくれたら良いなと思っています。
晩ごはんを食べながらハイボールを飲んでいたら、彼女から「少し話せる?」とLINEが来ました。
通話を始めたとき、僕は画面録画のボタンを押してしまい、その音が彼女に聞こえてしまいました。
「今の音、何?」と聞かれたとき、僕はとっさに「何もしてないよ」と嘘をついてしまったんです。
実際は、酔っていて後で会話を聞き返したいと思っただけだったのに、正直に言えばよかったと後悔しました。彼女には「どうして嘘をつくの?」と言われました。その通りです。
僕はいつも、怒られたくないとか、嫌われたくないとか、そんな自己保身に走ってしまうんです。日頃は気をつけているつもりなのに、お酒を飲むと元に戻ってしまう。いや、正確には「戻っている」のではなく、そもそも「進んでいない」のかもしれません。そんな自分に気づきました。
彼女には、「もう僕のことが優先順位低い」と言われました。彼女は仕事や引っ越しで忙しく、いっぱいいっぱいです。本来なら、彼女を支えるのが僕の役目なのに、それができていない自分が不甲斐ないです。
昨日最終回だったドラマ「海のはじまり」で、有村架純さんが目黒蓮さんに「しっかりしてくれ」と優しく言っていたシーンがありました。
それが自分に言われているようで、胸に刺さりました。
でも僕の場合は、もっと厳しく「しっかりしてくれ」と言われないとダメな気がします。しっかりしなきゃな。
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