#技術書典 6での新しい頒布の試みについて
これはサークル参加者向けの情報です。
・頒布に複数チャネルを用意してどの程度ばらけるか実験します
・通販・ダウンロード頒布・会場頒布、ともに一斉に入手可能とします
・QRコード決済を使った前払い取り置きを試験的に実施します
・決済方法は3種類用意し、どの程度ばらけるか実験します
・結果は公開します
実験の概要
私は技術書典6が2回目のサークル参加になります。初参加だった前回は用意した在庫が1時間半で完売しました。このとき来てくれたのに入手できなかった方々に対して大変申し訳ない思いをしたので、技術書典6では在庫リスク上等で、絶対に完売しない数を印刷しようと決意しました。
絶対に完売しないということは、前回と違って各時間帯・各チャネルの統計の数字が全部取れるということですので、集計して知見の一つとしてみなさんに公開しようと思い立ちました。どうせならいろいろと試みを盛り込んで、捌け方がどのように変わるのか見てみたい! という考えから、まだ誰もやっていない(と思われる)試みなんかも取り混ぜることにしました。
発売タイミングを一本化します
まずはじめに、どのような方が「入手したい!」と思っても入手できるようチャネルを整備しました。当日イベントに来られなかった方、そもそも池袋まで来られない地方在住者の方々でも入手できるよう、BOOTHにて冊子の通販(予約受付中)とダウンロード頒布を予定しています。無料サンプルも2箇所で公開しています。
そして条件をそろえるために発売タイミングを一本化しました。冊子の通販であれば日本全国4/14(日)にはご自宅まで到着します。ダウンロード頒布であれば4/14(日)の11:00にダウンロードボタンが出現します。そして同じタイミングで、技術書典6の会場での頒布が始まります。
発売タイミングを一本化したのは、完売したから通販に切り替えるとか、そういったチャネルごとのタイミングによる流入をなくして、チャネルごとにもっとも入手に適している人がそれぞれどれだけいるのかを知りたかったからです。
QRコード決済を使った取り置きを行います
既に告知を出していますが、pixiv PAYを使った前払い取り置きを受付中です。QRコードを事前に公開していますので、いつでも前払いが可能です。あとは当日スペースにて購入履歴画面を見せるだけ。取りに来なかったときの返金手段がちょっと面倒ですが、前払いなので回収リスクはありません。
実施に至ったのは私ときりみんちゃんのマネージャーさんとの雑談の中で、前払いはかんたん後払いではできないけどpixiv PAYならできそうだ。これで取り置きやってみるかという話になったことに端を発します。
現状の取り置き手段の把握と実施に係るリスクなどの分析はきりみんちゃんのブログ記事に詳しいですが、私もこの内容に全面的に同意します。
支払い方法を3種類用意します
現金のほか、かんたん後払いとpixiv PAYに対応します。それぞれの利用状況は履歴から確認できるので集計は簡単です。事前イベントの情報ではかんたん後払いの利用率は全体の数パーセント程度と聞いていますので、支払いの9割以上は現金になると予想しています。これは前回私が頒布したときの体感にも近い数字です。
また、元々pixiv PAYは利用率が低いと予想されたため対応予定はなかったのですが、前払い取り置きを実施するとオペレーション的に事前決済と当日スペース前での決済との区別がほとんどない(スペースに行く直前に事前決済→即受け取りも可能)ことからついでに対応することにしました。
結果は公開します
全体頒布数と時間ごと・チャネルごと・支払い方法ごとの散らばり方は集計完了後に公開する予定です。どうなるか今からワクワクですね。
実験対象の本はこちらです
弊スペースは私のサークルのほか、2つのサークルが委託として相乗りしているので、合計3つの新刊があります。
このうち支払い方法については3冊とも対応です。通販・ダウンロード・取り置きについては私の新刊『継続的にアウトプットする技術』のみとなります。
この試みについて応援したい・ウォッチしたいと思いましたら、ぜひ以下2つの一般参加者向けの拡散にご協力をお願いいたします。
当日が楽しみです!