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初めての北陸道

このGW、1人で行くのは初めて!の北陸へ足を延ばしました。

3日のライブ初日に向けて、大事をとって前夜に出発したけれど、かつて経験したことのあるGWよりもずーーーっとたくさんの大渋滞が起きていて、ちょっぴり難儀しました。
地図を見るとそこら中で点々と事故渋滞の赤いマーク。
ただの混雑と違って、解消にだいぶ時間がかかると困るから、と、慣れない下道と行ったり来たりしながらの往路でした。
本当にたどり着くのか?!
とご心配をおかけしてしまった皆さん、ゴメンナサイ!
米原を過ぎてからは夢のように快適な北陸道ドライブでした。

コロナ前以来なので、福井県の地を踏むのは本当に久しぶりです。


ランチも美味しいkimama Cafeにて

準備万端で待ち構えていて下さった皆さんのおかげで無事、楽しいひとときを過ごすことができました。
こちらでいつもお世話になる方はバンジョープレイヤー。相変わらず華麗な指捌き!
東京で仲良くなった福井のバンドともご一緒できたし、神奈川から来て下さった方もありビックリ。
感謝、感謝です。

夜は、海の見える素晴らしいロケーションで、海の幸をたくさん頂いて、、、
もともとは船の料理人だったご主人が始めた素敵なレストラン 「砂や」さんにそのまま、宿泊もできるという夢のようなシチュエーション。
調度品にもコダワリのある素敵なペンションでした。


素晴らしいお料理&お部屋の「砂や」にて

写真を忘れてしまったのだけれど、朝食もお魚づくしのとっても豪華なメニュー。
美味しい、楽しい思いをたくさん頂戴して、翌日は石川県へ移動しました。

ブルーグラスフェスではお馴染み(?)の女性コーラストリオ、デリシャス・シスターズ!
メンバー2人と加賀温泉駅で合流後、シッカリ練習してから、シッカリ豪華なお昼ごはん!!
お洒落なロゴの自転車の主がこの素敵なランチのホストになってくれました。


お洒落な紳士の行きつけ、「もみぢ」

この日のライブは楽しい共演がたくさん。
“ふうちん” こと沢田颯太さんとは、初対面ではないけれど共演は初めて。
私がギターを始めた頃に一生懸命聴いたり、弾こうとした(けど弾けなかった)トミー・エマニュエルの曲もレパートリーにするようなギタリストです。
打合せの結果、共通項はディランとPPM、ということになり、この日の共演曲は
『Don't think twice』 と
『Blowin' in the wind』 と決め、この日のために練習したのでした。

彼のギターに私はクロウハンマーもどきのナイロン弦バンジョーで。
シッカリしたギターに合わせて唄うのはとっても気持ちが良くて、思った以上の楽しさ!
また関東でも会えたらイイネ、と言い合って別れました。
ブッキングして下さったお店にも、感謝、感謝です。

白山市にて

この日、お庭に咲いたというバラの花束を持って来て下さった方があり、ステージに飾らせてもらいました。
見事な大きさ!!美しい色、カタチはもちろん素晴らしいし、それにとっても良い香り。
この日以降も水筒に挿してドリンクホルダーに置き、神奈川までずっと一緒。
車の移動中も、ずっと楽しませてくれました。

デリシャス・シスターズの出演はこの日と翌日の富山県 高岡市での2DAYS。
全身白い衣装、というのが、結成当初からのトレードマークです。
『オー・ブラザー』という映画に出てくる女性たちのイメージなのですが、現物がその雰囲気を出せているかどうか・・・?!


高岡市にて

高岡の会場は美味しいお蕎麦屋さん。
お蕎麦も頂いて、ピアノがあるのでピアノも弾かせてもらったり、マウンテンダルシマーも引っ張り出したりしながらの第一部。
休憩を挟んで第二部では衣装を変えて、デリシャス・シスターズの登場です。
久しぶりの再会がたくさんあって、新しい出会いもいろいろあって、盛り沢山の楽しい一日となりました。

翌日は朝から移動。
あいにくの雨模様でしたが、涼しいので、車に積んだお花や楽器には好都合。
新潟は東西に360kmもあるんだよ~、と教えてもらいましたが、たしかに長い!
隣の県とはいえ、富山県の高岡市から加茂市までは250kmです。
行き先に「新潟・東京」とあるとちょっと変な気分。
行くのか帰るのか?

でも北陸から新潟を経由すると考えれば、関東への帰り道みたいなもの。
新潟県は、フェスの都合や他のイベントにも足を運ぶ機会があったので、慣れた道も多いのです。
会場である加茂のお店、LJ Studio も、実は2年前にお邪魔しています。
「久しぶり」感がちょっとだけ他所より低くて、、、
ナワバリというのは図々しいとしても、なんだか本当に少し「帰ってきた」感がありました(笑)。



お洒落で広くて響きの良い空間!!

広くてチャンとした音響のあるステージを、この日は終始、独り占め。
音作りも写真も上手なマスターに助けられ、唄いたいものをたくさん、唄わせてもらったひととき。
嬉しい嬉しい再会があったり、美味し~~~い餡子の入った笹餅をもって来て下さる方があったり、
この日もまた、私にとってはとっても、感慨深い一夜となりました。

さて
地元の方に先導してもらって、翌日は関川まで安心の移動!
途中、加茂の昔からあるところてん屋さんにお邪魔して、割りばし1本で食べることに驚いたり、
雨に濡れてちょっと(いやだいぶ)ションボリした感じの鯉のぼりたちに、申し訳なく思いつつつい、笑ってしまったり、、、


加茂の素敵なイロイロ

とっても楽しい道中でした。
なんだかあっという間のGWライブ。
もう5日目だなんて信じられない気持ちだったけれど、いつもGW最終日にお邪魔することの多い関川に着いたら、ああ、ゴールデンウィークも終わりだなぁ、と実感したのでした。

始まる前に、お隣の道の駅で足湯を利用してみたり、会場でもある齋藤医院で開催されているマルシェでいろんなお買い物を楽しんだり。
美しい上生菓子、ハリネズミくんの隣にあるミカン、剝く前は下記の写真の通り。


関川村は旧斉藤医院に到着!

皮をむいたらちゃんと中から小袋に入った実の形をした餡が出てきて大感激。
とっても美味しかったです。
他にも美しいお花のアートを作れるスタッフがいたり、美味しいパン屋さんが出店していたり・・・
道の駅には温泉施設もあって、ライブの後はゆったり露天風呂にも浸かることができました。
湯上りにはビール、、、じゃなくてメグミルク(笑)。


関川村にて

ここは大雨で水害が起きた時、大きな被害があった地域です。
何年か前に唄わせてもらった場所は床上浸水したとのこと。
こんな風に直し、綺麗にし、使えるように、観光客が来られるように整えるまでには、どれだけ多くの苦労があっただろうかと思います。
皆が諦めずに力を合わせて復興した場所。
そこでまた唄わせてもらうことができて、本当に光栄でした。

水害時に被害に遭ったかぼちゃを使って何か作ろう、という発想がキッカケになって生まれたというかぼちゃプリンは、本当に濃厚でかぼちゃの味がする、シッカリしているのにとろけるようなクリーミーさを持つ絶品でした。

ああ、美味しかった!!

終演後、違う場所からこの地に移住してきたという方の話も聞くことができたりして、なんだかとても贅沢なひとときでした。
どんなにオンラインのいろいろが発達しても、直接、ニンゲンが他所へ出向いて、そこに住む人たちが足を運んでくれて、
直接に顔を見ていろんな話を聞かせてもらえるのが、何よりの醍醐味。

こうしてまた唄わせてもらえるありがたさをつくづく、実感した5日間でした。
各地でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

なお
行きは混雑しすぎ、帰りは朝から快適すぎるドライブだったので、今回のツアーではソフトクリームは食べませんでした(笑)。

今週末はスペシャルライブ。
滅多にない企画が続きます。
お見逃しなく!


順平さんと!!
高石さん、リピートさんと!!



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