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備忘録|初めての海外旅行を終えて

海外旅行を終え、無事に帰国いたしましたYAGInoです。

あっという間の10日間でした。

今回はその10日間の旅の中で感じた思いを少し長文ですが綴っていこうと思います。
この気持ちを忘れぬうちに。
(フランス・イタリア旅行記は絶賛イラスト作成中なのでまだもう少し先で…)

1.世界は広かった

世界は広い。と誰かが言っていましたが、本当に広かった。
まず、飛行機。
私は国内でも飛行機にほとんど乗ったことがないのに、いきなり15時間のフライト。
途中砂漠が見えたり、山々が見えたり、どでかい海が見えたり。世界が本当に広いことを実感しました。

イタリアについてからは、建物。特に古い建物の規模感に驚きました。
圧倒的存在感。まさに圧倒。
大聖堂、絵画、彫刻…なんて私はちっぽけなのか…そう思いました。
飲み込まれるような感覚を何度も味わいました。

フランスでも、ルーブル美術館、オルセー美術館、ベルサイユ宮殿、凱旋門、、と色々行きましたが、やはり規模が日本とは桁違い。
ルーブル美術館は特に作品の背景までも濃いのなんの。
もう語彙力を失って、「すごい…」しか言ってなかったです。

ルーブル美術館(パリ)

余談ですが、パリの観覧車は爆速すぎて笑いました。

2.文化は余裕の中で生まれる

各観光地では、添乗員さんがその街の歴史を説明してくれました。さながら修学旅行。

特に印象的だったのが、フィレンツェ。
メディチ家が巨万の富を得たことで街も潤い、文化や芸術が花開き、多くの芸術家が誕生した。というお話を聞きました。

ドゥオモ(フィレンツェ)


経済的余裕、時間的余裕、精神的余裕。
その中で文化や芸術に興じる余裕が生まれるのか、そう感じました。

どんな天才でも、努力家でも、どこかで日の目を見ないと才能や努力は埋もれてしまう。
保護されたり、活躍の場が与えられることは、文化にとって、とても大切なのだと思いました。

3.ときめきは非日常から

海外という非日常をたくさん味わって思いました。非日常は、ときめきや感動をたくさん与えてくれる。
しかし、ふと日常を思い返すと、身近にあるあれもこれも素敵ではないか、と、日常のときめきを見つけることもできました。
海外の規模はすごい。でも、日本のこの独特の文化も引けを取らない魅力がたくさんある。
そう気づかされたのです。

ときめきは非日常だけではない。非日常を知って気づく日常のときめきだってたくさんある。

その気持ちを忘れず、小さなときめきをたくさん拾って発信できる人になりたいなと思いました。

4.あの日の感動

皆さんは人生で1番感動したことを覚えていますか?
私は小学生の時に初めて見た奈良の大仏です。
大仏殿に入った瞬間、その場の空気に飲み込まれる感覚。地に足がついていないようなフワフワした心地。あの感動を超えるものに今だに出会えていませんでした。

歳をとるにつれ、感動は薄まるもので、あの時と同じような感覚になることはとても難しく、確かにすごいものを見ているのだけれど・・・何か物足りない。
そんな気持ちで15年ほど過ごしてきました。

そう、海外へ行くまでは。

サン・ピエトロ大聖堂の中に足を踏み入れた時、あの奈良の大仏と同じ感覚になったんです。
なんとも懐かしかった。あ、これが感動だ。
あの時の気持ちを思い出すことができました。

サン・ピエトロ大聖堂(ヴァチカン)

そして、夕焼けが美しかったフォロ・ロマーノ。
そこでも遺跡の壮大さ、ロマン、歴史に飲み込まれるような感覚を味わいました。

ローマの考古学者になりたかった幼き日の夢を束の間思い出し、心が大きく揺さぶられました。

コロッセオ周辺の遺跡(ローマ)

さいごに

海外は私の世界を広げ、懐かしい心を思い出し、新たな決意を持たせてくれました。
挑戦して本当に良かった。またいつか、あの場所に再び行けるように、これからも頑張っていきたいと思います。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

次回は、昔描いた旅行イラストを交えて、国内旅行の思い出を何本か綴りたいと思います。
日本も魅力たくさんですからね。どうぞお楽しみに。

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