
どろんこ村は、人生の根源的な問いを考えるきっかけを与えてくれる場所|インターン生だいち
大学4年生のだいちです。大学卒業後はカナダにワーホリに行く予定です。自分は将来自給的な暮らしがしたいと思っておりいくつかの場所を訪ねて来ましたが、どろんこ村ではより多くの「実体験」と「考え方」を学ぶことができました。
(だいちさんのnoteです↓)
どろんこ村の5日間で学んだこと
目まぐるしく変化する社会、急速に進む物価高。昨今の生活に不安を覚える人は多いでしょう。資本主義が始まって150年。このシステムは私たちの生活を確実に豊かにしてきましたが、同時に大量生産・大量消費への不安を抱く人も増えています。そして今、私たちはその転換期にあるのではないでしょうか。資本主義が生活を豊かにした一方で、人類を本当に幸せにしたのか? これからも追い続ける価値があるのか? 幸せとは何か? こうした疑問を抱いたことのある方も多いはずです。どろんこ村は、そんな問いを深く考えられる場所です。
どろんこ村が目指すのは「地球1個分の暮らし」。現在、日本人の平均的な生活は、地球2.9個分の資源を消費しています。このまま大量生産・大量消費を続ければ、私たちの社会は崩壊してしまうかもしれません。地球温暖化、プラスチックごみ問題、格差社会――こうした問題は日常の中でも身近に感じることが多くなっています。地球はすでに変わりつつあり、私たちはその現実から目を背けているだけではないでしょうか。
どろんこ村では、自然や命の営みを学び、共生する未来を創る意識を育てます。ここは、その意識や価値観を身につけ、実践するのに最適な環境です。
どろんこ村の合言葉は「時間」「空間」「エネルギー」。この3つの関係性を意識することで、自分と世界のつながりを客観的に捉えられるようになります。また、「時間」「空間」「エネルギー」という視点で自分自身を見つめ直すこともできます。

どろんこ村での学びは、実体験と追体験を通じて深まります。例えば、鶏の解体は実体験。46億年に及ぶ地球の歴史を460mの縮尺で歩いてたどる「地球46億年の歴史ロード」は追体験。このように、実体験と追体験を組み合わせ、それぞれの考えや感じたことをディスカッションしながら学びます。
一見すると、どろんこ村はただ農業や家畜の飼育をしているだけの場所に思えるかもしれません。しかし、その裏には無数の工夫や思い、優しさが詰まっています。それは、実際に体験した人にしかわからないものです。
幸せとは何か? 生きるとはどういうことか? 命の意味とは? どろんこ村は、そんな人生の根源的な問いを考えるきっかけを与えてくれる場所です。社会に少しでも疑問を感じる方は、ぜひどろんこ村へ。一歩踏み出せば、人生が変わる瞬間を味わえるかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーどろんこ村には、年間100人以上の学生インターンが訪れています。
「農あるトンビ」プロジェクトとして、農的な暮らしに興味がある人や、就農までの道のりを悩んでいる人が、同じ志を持つ仲間として集い、持続可能な暮らしを探っていく場となることを目指しています。
随時、インターンシップや研修を受け入れています。詳しくはこちらからご覧ください。