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#636 稼げる訪問介護事業 【2月14日ガイアの夜明け】

こんにちは
ヤギです

先日ガイアの夜明けを見ていると稼げる介護というワードが出てきました。なので実際に放送を見ていて感じたことをまとめていきます。ぜひ感想をいただけますと幸いです。

こちらもガイアの夜明けを見ていて思ったことをまとめていますので良かったら読んでみてください。


あらすじ

今年、団塊世代の全員が75歳以上になり、日本は「超高齢化社会」に突入した。介護が必要な人が急増する一方、ヘルパーなどの人材不足が深刻化。さらに、去年の介護保険制度改定により訪問介護の報酬が引き下げられた。介護事業所の倒産件数は172件と過去最多。介護業界の『2025年問題』が叫ばれている。その波は、地方だけでなく、都心にも広がっていて、住み慣れた我が家でサービスを受けられる訪問介護は、崩壊の危機に直面している。今、現場では何が起きているのか。閉鎖を決断した事業所の舞台裏に密着した。窮地に追いやられる訪問介護。しかし今、投資ファンドなどによる介護事業者の買収が相次いでいる。その狙いは何なのか。訪問介護の崩壊を食い止めるため、これまでにない取り組みを始めた企業の挑戦を追った。

ガイアの夜明け:理想の介護社会へ


正直な感想

これ見た方にお伺いしたいのですが、はっきり言って拍子抜けでした。というか稼げる介護というのであれば、保険に頼ってはいけないのでは?
というのがわたしの正直な感想です。

もちろん前半に取り上げられたNPOの方もすばらしい取り組みでした。
(そこは稼げる介護と謳っていたわけではない)
でも稼げるというのであれば保険以外でどうやっていくか?みたいなことなのかなと思っていましたが、結局数値目標作って営業していくというような感じだったのでもう少し違った方法の取り組みを期待していました。

介護保険に依存しない

なぜ介護保険に頼ってはいけないかというと、介護保険を利用すれば、利用者の自己負担は少なく抑えられますが、介護報酬は国の制度に左右されるからです。
そして、団塊ジュニアが後期高齢になるまでどんどん介護を受ける人が増加する一方で、保険料を納める若年層は減少しているという問題もあります。

そのため、補助金や助成金をあてにした事業運営も同様のリスクを抱えています。制度が変われば一気に立ち行かなくな可能性があるでしょう。それで倒産が増えたのが先の訪問介護ですよね。

介護報酬リスク

訪問介護の事業所が減少した背景には、一部の企業が高齢者住宅に住む人々に片っ端から訪問介護を行い、売上を急増させたことが挙げられます。その結果個人宅を回っていた訪問介護事業所が割りを食う結果となりました。

訪問介護は移動時間の影響を受けやすく、1日に対応できる件数に限界があります。しかし、特定の施設内で介護を集中して提供すれば移動時間を削減でき、利益を最大化できますからね。

福祉用具の無限サブスク問題

これは以前から問題になっていますが、手すりや介護ベッドなどの福祉用具が「無限サブスク」状態になっていることも問題です。

個人的には中古の福祉用具を販売・再利用する仕組みを作ることが考えられます。利用者が不要になった用具を買い取り、必要とする人へ販売するればいいのでは?と思っています。
サブスク状態であれば合わなくなったら調整もできるといいますが、僕は買い切りにして数ヶ月してアフターサービスみたいな感じでチェックできればいいんじゃないかなと思っています。

介護の効率化を考えるのであれば

効率を優先するなら、過疎地に住む高齢者は都市部の集合住宅に移住し、近隣にスーパーや介護事業所を設置することで、生活の利便性を向上させる方法もあります。感情面を抜きにすれば、インフラ整備のコストを削減し、より多くの高齢者に適切な介護サービスを提供できます。

ぽつんと一軒家なら自分で買い物にも行けないかもしれませんが、住宅の前がスーパーなら行けるし近所の人とも話もできますよね。
なのでひとりで生活が怪しくなったらそうした集合住宅に住むというのも今後の重要な争点になるのではないかとわたしは思っています。

静岡県の裾野市に建設されているトヨタのウーブン・シティはそれに近いものがありますよね。
僕は静岡県東部に住んでいたのでたまに246を通るときに見ていましたがすごいですよ。あそこは

自費移行を促す仕組み作り

現在の介護制度では、資産を持っている人もいない人も、基本的には同じ負担割合で介護サービスを受けています。しかし、資産を持つ人には、より高額な介護サービスを利用してもらう仕組みがあっても良いのではないでしょうか。これは前からちきりんさんが言っているようにお金持ちがお金を使いたくなる仕組みを作らないといけないということです。

富裕層が積極的にお金を使いたくなる環境を作り出すことで医療や介護にかかる費用の負担を少しは軽減できるでしょう。

自費型事業所

僕は完全自費型の介護事業所というかジムを構想しています。介護保険に依存しないことで、制度変更の影響を受けず、利用者に応じた柔軟なサービス提供が可能になります。で利用者もその施設内で自身のやりたい仕事を実現できる場を作りたいと考えています。

具体的な内容については、別途noteにまとめていますので、ぜひご覧ください。

今後、介護保険に依存しないビジネスモデルの構築は、介護業界にとって重要な課題となるでしょう。また、福祉用具のサブスクやお金を持っている人がよりたくさん払いたくなる仕組みを導入できるかがこれからの超少子高齢化社会に対応できるかが喫緊の課題ではないでしょうか?
これからの介護をどう変えていくべきか、ぜひ皆さんのアイデアもコメントにて聞かせてください!

以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます
次回もお楽しみに
ではまた

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ヤギ@地方移住
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