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#343 【本音】介護度を下げるジムを作りたい

こんにちは
ヤギです

今回は過去に書いた記事が頭の中にずっと残っているので自分なりに今の思っていることを書いていこうと思います。

結論から言うと、介護度を下げるジムを作りたいということです。
そこでは利用者(高齢者)に対して行うことは以下の通り
(令和6年4月現在)

  1. 健康維持のための運動

  2. 勉強会
    ・介護保険、医療保険について
    ・生きる、死ぬなどの人生観について
    ・相続、保険、資産などお金についてなど

  3. 労働

  4. 旅行(その他利用者が楽しめること)

いかがでしょうか?
別名【死ぬまで働かせるジム】とでもいいましょうか。
僕はやりたいし、社会的にも意義のある施設だと本気で思っています。
内容の前にある出来事を紹介します。

○嫁さんに「座っててくださいお義母さん」と言われるのがつらい

少し前に介護施設に見学させてもらったときにあるおばあさんが言っていた言葉です。
自宅で息子夫婦と暮らしていて今はデイサービスに通っているとのこと。
おばあさんは家ではお茶を入れたり、料理をしたり、家庭菜園をしたいと思って動き始めると、嫁さんに私がやるので大丈夫ですよ。転んだら大変だから。と言って自宅で何もできずにテレビを眺めてお茶を飲んでいるだけでただただ時間を過ぎるのを待っていると。

しんどいですよ。

と私に話してくれました。
僕もそのおばあさんの気持ちになったときに確かにしんどいよなと思いました。やっぱり誰しも人から必要とされないとつらいです。

だから社会的な役割がほしいんです。
だけど自宅ではのけ者扱いされ、介護施設でも同様に自分で何かをするということはほとんどしない。なぜなら転倒したら施設の責任になってしまうから。

介護度を維持する、改善するためにデイサービスを利用するはずが実は介護度をあげてしまっているというジレンマがあります。
(前回の記事もしくは木下さんと逢坂さんのVoicy参照)

だからこそ、施設に来て労働(言い方悪いけど)してもらい、社会とのつながりを維持することで人生に楽しみも増えてくるのではないでしょうか?
僕はそう思います。

施設が箱になって、利用者さんが店を開くというようなイメージですね。

YouTubeで探していると素晴らしい事例を発見できました。
僕の構想はこれに近いです。


では内容について私が考えていることをまとめていきます。

○健康維持のための運動

結局運動が足りていないです。もちろん運動をしていても転ぶ人は転びます。しかし、そのリスクを下げることそして普段から運動をしている人のほうが治りも早いです。そのため寝たきりのリスクを下げることも可能です。

だから運動は絶対に必要です。
できればやや負荷をかけるくらいの。

そこはプロの方をチームに入ってもらい相談していきたいですね!

○勉強会

  • 介護保険、医療保険について

  • 生きる、死ぬなどの人生観について

  • 相続、保険、資産などお金について

などなど、そもそも介護保険や医療費の制度を理解していない人がほとんどです。もちろん僕もです。自分たちが使うものだからこそ勉強をしなくてはいけません。また、お金に関することも同様です。よくわからず保険に入っていませんか?おそらく子供よりも先に親のほうが亡くなるでしょう。その際にお金や資産の管理についてはどうしたらいいのか?
などを学ぶ場にもしたいです。

そして一番考えているのが、人生観について学ぶということです。

医師や、住職さんや看取り士さんなどに来てもらい勉強会を開きたいです。
住職さんもいろんな宗派の方を呼びたいです。

現状の高齢者で人生や死生観について学んでいる方は多くないでしょう。
それ故、亡くなる前に意思表示ができず、家族もどうすることもできず、
とりあえずの延命という形になっていることがほとんどです。

だから、動けるうちに学び、自分や家族で人生について考えることがわたしは必要だと思っています。

○労働

言い方は良くないですが、最初にもお伝えしましたが、社会とのつながりって私達が思っている以上に大事なことなんです。
どんなに仕事をバリバリやっていた方でも、仕事がなくなったりすると燃え尽き症候群のようになってしまうこともあります。

作った施設で例えば野菜を栽培し、販売したり、スナックでも良いかもしれませんね。お年寄りに相談したい人もいるでしょう。

先ほど紹介したYouTubeでもそうですが、利用者さんが希望している商売に対して施設がサポートするという形がいいのかなと思っています。
どんな内容であれ、社会から必要とされていることが重要です。

で、地域の会社とも連携はできると思うんですよね。
安い金額でいいので、かんたんな作業の仕事をもらい、
施設の利用者にやってもらう。最賃である必要も無いですからね。
(建付け次第ではちがうかもしれない)

保育園とか、PTAの人が作る運動会の飾りをつくるなどでもいいでしょう。
地域の人が大変に思っていることを安く請負い、利用者でその仕事をする。

デイサービスに行って、塗り絵をしている、歌を歌う。などなど、
別に悪いとは思いませんが、仕事という責任があると脳のはたらきもかわりますからね。


ちょっと逸れますがすごいニュースです。

残念ながら最年長勝利とはなりませんでしたが素晴らしいニュースが有りました。97歳でも勝負の世界に身をおいているってすごいですよね。
だから施設で行う仕事は、将棋教室や囲碁教室などでも面白いですね。


○旅行(その他利用者が楽しめること)

もちろん仕事だけではつまらないです。仕事が好きな人もいるでしょうが、やっぱり利用者さんが楽しめることを企画したいです。
例えば野菜がこれだけ売れて利益が出たからみんなで美味しいものを食べに行こうなどなど。

旅行などの楽しみがないと結局そういったことは続かないと思うんですよね。木下さんが逢坂さんとの放送で話しをしていた、
にんじんは何かということですね。

○稼ぐ施設を作る

理想論と言われればそうですよ。理想です。

でも現状、国家の予算などの補助金、助成金に頼っていてはだめなんです。

だからその現状を打破したいんですよね。
うちの市は黒字です!!!!
みたいな広報誌が届きましたが歳入の6.5割が国じゃねーか
ということは往々にしてあります。

結局稼ぐ施設、まちを作っていかないと今後地方はどんどん廃れていってしまうでしょう。だから施設を利用している方の力も借りて収入を増やす(一部は旅費などに還元)ことが重要です。

収入の柱を増やしさらなる投資をしたり利用者に還元していきたい。
結果として介護度が下がり、医療費、介護費用が財政としても減少すればその分子育てにも回せるわけです。

理想論であるのは重々承知ですが、
僕はこの施策で介護のあり方を変えたいです。

○まとめ

【死ぬまで働かせるジム】もちろん自費の施設です。
保険は一切使用しません。

午前中は運動や勉強会、講演会
昼飯を食べて
午後は仕事(農作業など)など娯楽なども含める

というようなイメージです。内容は以下の通り。

  1. 健康維持のための運動

  2. 勉強会
    ・介護保険、医療保険について
    ・生きる、死ぬなどの人生観について
    ・相続、保険、資産などお金についてなど

  3. 労働

  4. 旅行(その他利用者が楽しめること)

こんな施設を経営したいです。
ただ利用料金が数千円では絶対にペイできません。
毎月数万円を支払ってでも来たいという施設にしたいです。
保険に頼らない施設です。
(※僕は介護保険を使用するのが悪いと言っているわけではありません。日本の将来を考えたらいつまでも依存はできないよね。という意味です)

この【強制労働型介護度を下げるジム】で収益をあげ、域外から売上をあげ、地域でお金を落としてもらい、経済を回ししていくことが人口減少の中で地域が生き抜く術になる。さらに介護費用や医療費の削減にもつながればみんなWin-Winですよね。

稼ぐまちが地方を変える
僕はそう信じています。
だからそうなれるように頑張りたい。

というわけでわたしが今、考えていること、思っていること自分なりに書いてみました。ご意見ありましたらコメント欄までお願いいたします。
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いいねも嬉しいです。

以上です
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに
ではまた


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