【0025】オジサンという魚を食べました。
オジサンという魚、ご存じでしょうか。少し前に綾瀬駅の南側にある駅前酒場さんで初めて食べました、いや、これまでにもどこかで気づかずに食べたことはあったのかもしれません。この日は、お刺身でいただきました。たとえるとすれば鯛に似た感じの、上品な少し赤みがかった白身でした。程よい噛み応えがあって美味しくいただきました。
オジサンは、下顎のヒゲからネーミングされたもののようです。駅前酒場さんのカウンター席はコの字型で、カウンターを挟んでの会話もあるお店です。オジサンという魚もあるけれど、オバサンという魚もあるとか、ババアという魚もあるといった話で、しばし盛り上がりました。
オバサンの正式名はヨシキリザメ、獰猛な魚のようです。確かにオバサンは(以下略)。ちなみにババアの正式名はタナカゲンゲ、正面から顔を眺めると、確かにおばあさんっぽい風貌です。なるほど納得という感じです。
オジサンは、正式な学名となっているようです。分類は「スズキ系スズキ目スズキ亜目ヒメジ科ウミヒゴイ属」です。英語では「Manybar goatfish」と呼ばれているようです。なんちゃって日本語訳すると「縞が多い山羊顔の魚」といったところでしょうか。
特にこの御時世、食えないオジサンは世に多い気がします(個人の印象です)。魚のオジサンは、また機会があれば食べてみたいです。
2023年12月29日(金)記
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