【0038】マスクとメガネの曇りに新常態の日常を感じる。
メガネ、昨年はある政治家の方を揶揄する〇〇メガネという言葉が一部で流行りましたね。新語流行語大賞にノミネートされるかとも思ったのですが、さすがにありませんでしたね。政治家の方への忖度なのか、はたまたメガネを掛けている方への配慮だったのかは分かりません。どちらかというと良い意味での新語や流行言葉にスポットを当てるのが新語流行語大賞の目的でしょうから、色々な意味での大人の事情ゆえだったのかもしれません。
普段はコンタクトレンズを装用しているのですが、今週はメガネを使っています。1月9日(火)が今年の初出勤でした。この日から仕事始めという方が多かったのでしょうか。まだ大学生は授業が始まっていないのか、朝の電車での通学客は少なめでした。朝の電車は少し遅れていて、乗換駅から乗った電車は後の電車に乗る心づもりだったお客さんがおられたのか少し混んでいました。想定外の車内混雑に、却って普段の日常という感じがしました。
混んでいる電車にメガネとマスクで乗車すると、メガネが曇ることがあるのだと改めて認識しました。そっかぁ曇るんだぁという訳で、(不織布マスクの上にウレタンマスクと)2枚掛けしているマスクを少し鼻の上に持ち上げました。そして少しゆっくりと息を吐き出すようにしました。メガネは曇らなくなりました。
勤め先の最寄り駅で電車を下り、電車が遅れていたこともあって、普段よりも少し早歩きで歩き出しました。再びメガネが曇りました。今度はマスクの位置を変えても曇りは取れませんでした。呼気の中の水蒸気が冷やされてメガネの内側に凝縮していました。ハンカチで一拭きして曇りを取りました。一度、拭き取るとしばらくの間は曇りません。それでもまた曇りました。何度かメガネを拭いて、歩きました。
その昔、バイクに乗っていたときも、メガネの曇りが気になりました。走行中はベンチレーションで曇らないのですが、停車時には曇らないようにシールドを開けます。小雨のときは何かの拍子にメガネに付く水滴が気になりました。そもそもヘルメットの着脱時にはいったんメガネを外さないといけません。ちょっとした手間ですが煩わしいと思う訳で、そのうちコンタクトレンズを装用するようになりました。もちろんメガネの曇りも水滴も気にならなくなりました。メガネの代わりに、時々サングラスを掛けるようになりました。
マスク、まだ電車内で外す勇気はありません。インフルエンザも流行っていると聞きます。人と接する機会が多い仕事、授業に穴を開ける(休講する)訳にはいきません。学事暦がタイトになってきて補講期間が設けられず、休講分を補講するのもなかなか難しかったりすることもあります。万が一のクラスター感染も避けたいという事情もあります。
学内では居室以外ではマスクを付けるようにしています。より正確にはマスクを外すのが面倒なので、居室でも掛けっぱなしにしていることもあります。これも、ある意味での新常態の一面かなと思う次第です。
2024年1月11日(木)記
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