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【0031】交通インフラのレジリエンス(強靱さ)

1月2日(火)、羽田空港で航空機の接触事故がありました。航空機の離発着が中止されて大混乱になりました。原因究明などは今後の話で、ここで踏み込むつもりはありません。ご参考までに、仮説としての考えを書かれている方のnoteへのリンクを提示いたします。

事故後の対応は万全だったと思います。まず日航機からの乗客乗員全員の迅速な脱出は素晴らしいことでした。年始で乗客数も多いなかでの誘導は大変だったのではと推察いたします。日頃からの安全確保のための訓練の賜でしょう。

各種交通機関の対応も迅速でした。1月2日(火)に羽田へ着陸予定だった便は、様々な空港にダイバード(代替着陸)することになりました。茨城空港にも着陸する便がありました。関鉄グリーンバス・関鉄バスが臨時便のバスを出しました。

1月3日(水)午前の時点でも、羽田空港のC滑走路は閉鎖されています。残るA、B、Dの3本の滑走路での運用がなされています。当然、離発着する便数には制限があり100便ほどが欠航。不足する旅客輸送に対応するため、東海道新幹線が臨時列車を4本運行しました。

災害や事故時の事後対応、交通インフラの相互連携、復旧など、いつものことながら迅速だと思います。1月1日(月)に発生した令和6年能登半島地震後の北陸新幹線の復旧も極めて迅速でした。災害も事故もない方が良いのですが、地震や台風などの自然災害は起こります。様々な事故も予防措置が進化して発生頻度は低くなってきていますが、それでも起こることがあります。

新年早々、二日続けて大きな天災と事故の発生に驚きました。今年、災害や事故が、これ以降は少ないと良いですね。

2024年1月4日(木)記

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八木田 浩史
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