アプリを使って論文を読もう！
元日に親戚で集まったときに、IT系に詳しい叔父からすすめられた
というアプリがなかなか秀逸でハマっています。いわゆる文書閲覧サービスの一種なのですが、文書にハイライトやコメントを付けると、その箇所のテキストが自動的に抜き出されて、簡単にまとめノート的に整理できる優れもの。ツリー状の階層構造を入れたり、色を変えたり、（アップルペンシルを使って）手書きのメモを加えたり・・・、とかなり自由度が高いです。
iPhone／iPad／Mac版のアプリが用意されていて、iCloudで同期さえすればそれぞれの端末から（自動的に）同じ論文やまとめノートにアクセスできるのも有難いです。たとえば、
・自宅のMacでじっくりコメントを付けながら読んでいた論文の続きを
・移動中にiPhoneから眺めながら気になる箇所を見つけたらハイライト
なんて使い方ができちゃいます。MacまたはiPadユーザーは、だまされたと思って一度（無料版を）使ってみてはいかがでしょう？ 論文を読む環境を変えると、一気に中身が頭に入ってくる、アイデアが浮かびやすくなる、なんて変化も起きるかもしれません^^
ちなみに、写真に写っている論文はマッチング理論を切り拓いたゲールとシャプレーによる以下の記念碑的論文です。わずか７ページで、無駄がなく素晴らしい内容。（経済）学部生でも十分に理解できる英語および中身ですので、関心のある方はぜひ一度この原論文を眺めてみましょう！
Gale, D., & Shapley, L. S. (1962). College admissions and the stability of marriage. The American Mathematical Monthly, 69(1), 9-15.