嫌なものが視界に入った話。
要領よく生きようとしてる人達が好きじゃない。
努力して要領を掴んだ人、その最中にある人は尊敬できる。
じゃなくて、周りから色んなものを掠めとることが好きで、楽に美味しい思いをすることを考えている人達。
彼らの努力は、苦労しないことに注がれているんだろうけど、
失敗して学ぶことを放棄してるから、出てくるものが薄っぺらい。
チョコレートが箱に入ってるとして、
私は、見た目の派手さより、中身のチョコレートが美味しい方が好きだ。
中身の素晴らしさが外装に現れることはあるだろうが、中身が伴ってない装飾のものを買いたいとは思わない。
彼らは、外箱が立派であればあるほど喜ぶ。
チョコレートの味わいの深さを知らないから、甘いそれらしい味がすれば満足らしい。
そこに感性の決定的な違いを感じる。
周りから認められた気がしないのは、人が産み出したものをもらうことばかり、考えているせい。
作り出す魅力に欠けていることは、彼らもコンプレックスなんじゃないだろうか。
それらから目を反らし、周りにマウントを取って生きることを考えている姿に閉口する。
目にするのが嫌だから、なるべく見ないように生きてきたけど、
久しぶりに、そういう人達を生活圏内で目撃して、うんざりした。
底の浅さはもう見抜かれてるんだから、苦労から逃げずに人間性を養って生きてほしい。