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【エンタメ日記】『笑いのカイブツ』『エクスペンダブルズ ニュー・ブラッド』『PLUTO』2024/01/01~01/07

2024/01/01(月)

ブランチがてらコメダ珈琲で小豆小町とカツサンドを頼んだら時間ギリギリでモーニングが追加できてしまい、元日の午前中からフードファイターみたいなことをしている。そんなわけで午後は動けず家で寝ていたら、その間に北陸が大変なことになっていた。

年の初めに食べる量じゃない

地震のせいで夜7時台の地上波民放のバラエティはほぼ特別番組に切り替わっていて、唯一放送していたテレビ東京『出川哲朗の充電させてくれませんか』をなんとなく視聴。長嶋一茂の傍若無人は、どこまで許されるのだろうか。

夜9時代になると、TBS以外は通常放送に戻していた。TBSの場合、元々の番組を放送したくない別の理由があるようなないような。

そんなこんなでコメダの洗礼のおかげで夜まで何も食べず、特に何もせず、2024年の初日は終わっていった。

2024/01/02(火)

映画館初めとしてポレポレ東中野で『○月○日、区長になる女。』を観ようと勇んで出かけたら、とっくに完売していた。いや、あとから確認したら映画館の公式Twitter(X)でも告知されてたけど、固定ツイートにしてほしいとちょっと思った。仕方ないので1/5付のチケットを購入。

お婆さんがチケット売り場のスタッフにずっと愚痴っていた

夕飯は和歌山の旅で買ってきた「熊野牛カレー」。

熊野には行っていないのだけれど
ビーフカレーでした

2024/01/03(水)

【針すなお風似顔絵】YOASOBI

実に4ヶ月ぶりに似顔絵を描いてみたが、下手になったというよりは惰性で済ましている部分が多い。手とか。

2024/01/04(木)

ダラダラと正月のお笑い番組をチェック。『おもしろ荘』は、優勝した「橘井と小池」よりも、「リンダカラー∞」のほうが『ぐるナイ』とかに呼ばれそう。結局、変なキャラの人が重宝されるからなあ。しかし「ツンツクツン万博」「戦慄のピーカブー」あたりも無名扱いになるのか。有吉弘行は知らないふりしているのかもしれない。『千原ジュニアの座王』はヤジマリー。の無双状態。今田耕司に「俺でも彼女いるぞ」とマウントをとって大爆笑をとって以降、ヤジマリー。が場の全てを支配していた。さすがなのは、最初のネタ以外では、「彼女マウント」は合間のトークでのみ用いて、ネタでは用いなかったこと。ここにヤジマリー。のプライドを感じた。『あちこちオードリー』の伊集院光とのラジオ風ノンカットトークは、完全に勝ち組となったオードリーの悲哀と困惑が聞けて良かった。『シンパイ賞』は不発。ていうか、レギュラー放送復活してくれ。日テレで『ガキ使』の後釜でもいい。

【人生初体験】ヒートインナーを着る

あまりに無風で何も無かった昨年を反省し、2024年は人生初のことにいろいろと挑戦していこうと決めたので、人生で初めてヒートインナーを着て外に出た。首が少し苦しいこと以外は快適。意外だったが、暖房の効いた店の中に入っても、そんなに暑く苦しくならない。これは流行ると思う。もしくはすでに流行っている。
しかし、人生初の挑戦って、こういうのでいいのか?

2024/01/05(金)

【新作洋画】『エクスペンダブルズ ニュー・ブラッド』スコット・ウォー監督

TOHOシネマズ新宿・スクリーン3で鑑賞。これが2024年の映画館初め。
どうやら巷では評判が悪いらしい。たしかに、特にシリーズのファンでも何でもない自分からしても、盛り上がりに欠けて消化不良の感は否めない。物語とアクションの両方がありきたりで単調なので、どちらかには工夫が欲しかった。『ヘレディタリー』ばりの首チョンパなど、ちょいちょいグロ描写が挟まれていたのは意外。

【新作邦画/ドキュメンタリー】『映画 ○月○日、区長になる女。』ペヤンヌマキ監督

ポレポレ東中野で鑑賞。ご老人で満席だった。QRコードで手間取る人が多数。
はてなブログに長文レビューをUPしました↓


【新作邦画】『笑いのカイブツ』滝本憲吾監督

シネリーブル池袋・スクリーン2で鑑賞。
「伝説のハガキ職人」ことツチヤタカユキの自伝的小説を映画化。主人公を、戯画的を通り越して不快感を与えるほどのコミュニケーション不全にすることで、昨今流行りの共感至上主義を真っ向から否定している。まずこの不快感の先にあるものを捉えられるかどうかで、本作を感受できるかが決まる。かなり意地が悪いのが、この主人公が実際にはどれほどの笑いの才能があったのか、映画からはよくわからない点。類い稀なる天才であれば社会生活不適格者でも手を差し伸べられるが、そうでない場合はどうなのか。本作は、不快感という感覚を通して、観客の持つ正義の正体を抉ろうとしているのである。
ちょっと気になったのが、吉本興業も『ケータイ大喜利』もオードリーも、モデルは明らかなのに架空の名前に変えられており、諸々の事情があるので仕方ないとはいえ、どうしてもノイズになってしまっている。

2024/01/07(日)

【競馬】第40回フェアリーステークス

メイショウヨゾラを本命にするも掠りもせず。最後方から2着まできたマスクオールウィンすごいな。

【Netflix/アニメ】『PLUTO』

アイザック・アシモフより続くロボットに感情は生まれるのかという問いについて、大きなスケールでもって再解釈を繰り返している。手塚治虫の原作(原作の原作か)は未読だが、その哲学的な追求行為はデヅカイズム準拠なのだろう。本作において重要なのは浦沢直樹タッチのキャラクターデザインで、特にアトムを小学生男児の見た目にしたことで、より「ロボットにも感情はある」と説得力を与えている。論理ではなく情緒に訴えるのは、ある意味では危険な行為ではあるが。
「史上初めて人間を殺したロボット」ことブラウ1589の造形が面白く、最後に一番おいしいところを持っていったのも良かった。

NHK大河ドラマ『光る君へ』の第1話をリアルタイム視聴。ユースケ・サンタマリアから始まっている時点でなんか笑ってしまったが、最後にとんでもない展開になっていた。この辺の時代には詳しくないので史実かと思ったが、まったくの創作だという。なんだこれ。

あと、『格付けチェック』の裏で放送していた『千鳥の鬼レンチャン』の華原朋美がヤバいことになっていた。

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