保護猫チャビ 62日目
元野良猫のサビ猫、チャビをお迎えして2か月が経過しました。
前回、28日目の経過をお伝えしてから、だいぶ環境にも慣れました。
ケージから出してみた
相変わらず、手が出てきたり口が出てきたりはしますが、爪も牙もほとんど気にならないレベルとなりました。
「加減」を覚えてくれたようです。
ブラッシングもできるようになりましたが、手で撫でようとすると叱られます。まだ直接触れてはいけないようです。
しかし、ちゅーるを食べている時なら触りたい放題!
「こうかは、てきめんだ!」
そういうわけで、そろそろ大丈夫じゃないかと考えて、9月の連休を利用してチャビをケージから外に出し、6畳間の世界を味わってもらいました。
先住犬2頭のいる部屋とは、網戸を流用して作った「扉」で仕切っています。
もう少しビビるのかと思いましたが、そんなことはなく、思い切り遊んでくれてます。
犬と違い動きが3Dなので、遊び方もダイナミックですね!
・ キャットタワー
・ 自動猫じゃらし
・ 蹴りぐるみ
など、準備したおもちゃを使って、一人でとても楽しそうに遊びます。
キャットタワーに昇り、窓から見える外の景色を楽しんでるような時もあります。
心配していたトイレは、催せばきちんと自分でケージに戻って用を足して、また遊び続ける感じで、「粗相」がまったくありません。
これも、犬とは違いますね。
先住犬との関係性
まだ一緒にはしておりませんが、フェンス越しに対面は済ませております。
チャビの遊んでいるおもちゃに興味津々なのかと思ったら、どうやらチャビの動きを目で追っている様子。
威嚇するでもなく、二頭で並んでチャビの様子を見ていたり、そのまま寝転がってみたりしていましたが、今日はとうとう、チャビもフェンスの前に来て、お互いにスンスン匂いを確認していました。
敵意をむき出すとか威嚇する、というようなことはなさそうな気配です。
まだまだ一緒にはできませんが、年が明ける頃には同居生活ができたらいいなぁ、とは考えています。
その前の関門・・・
10月中に、動物病院を受診しなくてはいけません。
ワクチン注射のためです。
せっかく築いた関係性が壊れる行事として多くの皆様が悩まれているようでしたが、私に順番が回ってきました。
さて、病院が終わってからのチャビとの関係性はどうなることやら・・・。
他の保護猫ちゃんたち
チャビでお世話になった保護猫活動家さんからの報告です。
9月初旬に保護した、
チャビの姉か妹(キジトラ)→飼い猫リハビリ中(シャー)
チャビの甥(茶トラ)→譲渡先決定!(抱っこも可!)
チャビの甥(茶トラ)→譲渡先決定!(抱っこも可!)
チャビの姪(キジトラ)→トライアル中!(抱っこも可!)
ということです。
※ 実際の血脈は不明ですがエサやりさん宅にお邪魔していた時期から判断
やはり、子猫は人慣れが早いようですね!
お母さんだけが、まだ警戒態勢のようです。
茶トラ二頭は、トライアル先で「どっちを残すか決められない」ということで、二頭一緒に譲渡となったそうです。
これで、残すはチャビのお父さんに当たるオスだけが残されましたが、次々と家族がいなくなるからか、どこかに移動したようで最近は現れません。
短期間にたくさん捕獲機を設置したので、危険を感じてどこかに行ったのではないか、とのことでした。
保護したかったのですが、さすが地域のボス。簡単に捕獲機に捕まるようなヘマはしないようです。
最後に見かけた時は少し瘦せたように見えたので、どこかで元気に暮らしてることを祈るばかりです。
ということで、ざっくりとしたご報告でした。
次回は病院のことなども併せてご報告ができればいいなぁ、と思います!