AIイラストがもたらしたもの。
私は漫画家になりたかった。
でも、絵心が壊滅的だった。
なので、小説家になった。
あわよくば、誰かが漫画の原作使ってくれるかも知れない。
それなら、同じじゃん?
そう思って。
なんてことを言っても、簡単にそんな現実が訪れるわけもなくてこうしているわけだけれども、noteを始めて、
「AIイラスト」
というものに出会った。
「こんなの描けたら、小説のヘッダー画像に使えるなぁ」
そう思いつつ、「みんフォト」に掲載されている他人様の作品を探す毎日。
イメージ通りのものに出会うのはなかなかに難しくて、中には「ヘッダーに合わせて内容を改変」したような記事もあった。
その頃の私は、「AIイラスト」と言っても、絵心がなければダメだと思っていたし、なんなら、ペンタブとかで書くものばかりと思っていたのです。
つまりは、「手の届かないもの」と。
たまたまヘッダー画像に使わせて頂いた方からコメントをいただいて、どんなものかと教えていただいたサイトに行ってみたら・・・。
「え? 文章で絵ができるの??」
びっくりした。
衝撃だった。
そうなんです。
「AIイラストに絵心はいらない」
いや、それは言い過ぎ。
それなりのクオリティを求めるならば、やはり絵心は必要なのだけれども、でも、
「文章の表現力」
「語彙力」
があれば、「そこそこ」のイラストは出来上がって来る。
ハマった。
と言っても、私はまだ「有料会員」にすらなっていない。
「サイトのご厚意」に甘えて、毎日無料分だけで生成し、ヘッダー画像に使わせて頂いている。
つまり、「無料」なんです!
これ、すごくないですか?
ちなみに、本記事のヘッダー画像もAI生成のイラストです。
呪文(プロンプトのことをこう言うのだ!)は過去の物をコピペして、ものの数秒。それで、この作品が出来上がっちゃう。
これは、すごい恩恵。
時間的にもそうだし、気分的にもとても気持ちいい。
「絵が描きたいけど絵心の無い人間」
にとっては、まさに「夢のような体験」なんです。
もちろん、突き詰めていけばそこは「絵を描くよりも複雑」な作業が必要となりますし、そこを乗り越え、もはや芸術とも思える絵師の方もたくさんいるんですが、私にはこれくらいでちょうどいい。
デジタルすげー。
まずもって、
絵心の無い人間に絵を描く機会を作ってくれた
これがすごい。
しかも無料
これもすごい。
でもさすがに最近は申し訳なくなってきて、有料会員に登録しました(まだ無料期間中ですが)。
無料でいいんですか?
たぶん、「無料でもまず普及させたい」という企業的な思惑もあるのでしょうが、サービス良すぎ! ありがたいけど!
そしてそのおかげで、
ほぼイメージ通りのイラストが簡単に手に入るように
なって、創作活動の時間確保が、格段に容易になりました。
たまたま生み出される「失敗画像」も、インスピレーションを与えてくれることもあって、
「失敗すら、愛おしい」
そんな気持ちにすら、なってくるのです。
デジタルが私にもたらしてくれたものは、かなりデカい。
時間、創作補助、達成感。
どれも、みんなが「お金を払ってでも」手に入れたいものだと思う。
もう一回言っておく。
デジタル、すげー。
これからもよろしくね!