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エダマメとカメムシ

春先に苗を頂いたので、庭の一角にある花壇に、プチトマト、エダマメ、パプリカを植えてみたのですが、驚くほどにグングン伸びて「植物ってすげー」と認識を新たにしたところです。

さて、私は植物を育てるのがほぼ初めてです。
今までもいろいろな鉢植えや植物を頂きましたが、残っている物は何一つなく、「何でも枯らす不毛の庭」とご近所でも評判です。

さて、そんな私が「植えただけ」の植物たちは、背は高くなったものの、幹の部分がひょろひょろしてて、ちょっとした風でも右に左に揺れてしまい、これはさすがの私でもどうにかするべきなのだろう、と調べてみたところ、どうやら支柱を立てて幹を補強しないとダメのようでした。

早速100均にて支柱を購入し、茎を結びつけてみることに。
プチトマト、パプリカは順調に終わったのですが、エダマメに取り掛かろうとして、気付いてしまったのです。

エダマメの葉の表裏、茎、根元の部分まで、総勢30匹くらいのカメムシが取り付いておりました!
ある葉の裏には、5匹くらいが固まって付いており、よほどおいしい葉なのだろうか、などとどうでもいい想像もしてしまいました。

これは、困る。
カメムシがこんなに身近に、しかも大量にいては、布団もろくに干せなくなってしまう。

他の植物にはついていないのに、エダマメだけについたのは、やはりカメムシの好みがそうだからなんでしょうか。
いずれにしても、どうにかしなければなりません。

調べてみると、カメムシが付いたエダマメは実がなっても美味しくないことが多く、見つけたら早めの処置が大切、とのこと。
そりゃ、実に行くはずの栄養がカメムシに吸われてしまうのですから、至極ごもっともではあるんですが、ではどうすれば?

私の調べたサイトには、「他のエダマメに移動しないうちに抜いてしまう」と書いてありました。
どうせおいしくないのだから、被害が拡大しないうちにエダマメごと処理してしまえ!ってことですね?

まあ、それは最終手段として、何か他の方法は・・・と模索していると、どうやらカメムシはハッカの臭いが嫌いのようで、忌避剤として使われるとか。

それなら、家にあるハッカ油でできんじゃん!
希釈率は、水500mlに対してハッカ油小さじ半分。
え、こんなに薄くて効果あるんか?

半信半疑で液剤を作り、スプレーしてみましたが、カメムシは全く動じません。
5分ほどして、もう一度スプレーしてみましたが、動きますけど、「濡れてウゼーな」くらいの緩慢な動きで、「忌避」してる様子ではありません。

その後、もう少し濃くしてみたりしてみましたが、ほとんど効果が見られなかったので、腹立ち紛れに原液スプレーしてみたところ、今度はさすがに焦ったようで、激しく動き回り、中には地面に落ちるカメムシも!

ようやくの成果に、気分の良くなった私は、「へへへー」とニヤニヤしながらエダマメの各所に原液をプシュープシューと噴いていきます。

おかげさまで、カメムシ全員を立ち退かせることに成功しました。
いやー、長く厳しい戦いだった。
エダマメの出来は気になるけど、まあ売るわけでもないし、ちょっと味見できればいいかな。

とは言え、「駆除」ではなく「忌避」なので、また新たなカメムシが住み着かないよう、見張りを強化せねばなりません。
カメムシとの闘いは、まだ終わっていないのです。

よぉし、がんばるぞ。
もう「不毛の庭」なんて言わせないかんな。

ってことで、今夜はこの辺で。
じゃわっとさんばばん!

#カメムシ
#エダマメ
#ハッカ油

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